「脚本が素晴らしかった」ちょっと思い出しただけ keytonさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本が素晴らしかった
100分近い映画で短いような気がしていましたが、少し長かった。でも、決して、悪くなく1200円で観賞しましたが、満足の内容でした。令和5年から物語が始まり、主人公の誕生日を中心に過去に振り返っていき、再び現在に引き戻される構成でした。
演出も演技も自然体で演じているようで、でも、どことなく芝居のようでもある。セリフもキメ細かく明瞭でした。ユーモアも豊富に盛り込まれていて、國村さんと伊藤さんのジェンガシーンや、伊藤さんが耳にタバコを挟んでタクシーを運転する下りは最高でした。
恋愛モノなんですが、伏線がたくさんあって考察してしまい、快感と楽しさ、そして、切なくもある良作の邦画でした。
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