「3丁目5-1」ちょっと思い出しただけ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
3丁目5-1
7月27日のとある男と、とある女、+その周辺人物少々のお話。
怪我でダンサーの道を諦めて舞台照明の仕事をする男と、タクシー運転手の女の過去を振り返って行く展開。
最初はちょっと地味だし淡々とした印象で、この掴みで大丈夫?となったり、一回目のシーンの変遷ではどういうことか良くわからなかったけど…。
内容的にはこれといってハマるものはなく、あーそう…という感じの、ある意味どこにでもありそうなエピソードというね。
それでも、段々と愉しいやり取りがみえるようになって来る構成だったり、演者さんが皆さん素晴らしい演技力だしで、最後まで楽しめたし、なるほどこのタイトルかと。
恋愛映画が大好きな人にはハマり捲るのかも知れない。
伊藤沙莉の上手さは改めて感嘆ものだし、池松壮亮もハマると良いのだなと見直した。
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