劇場公開日 2022年11月11日

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「こころ洗らわされる良い映画だ。」土を喰らう十二ヵ月 いなかびとさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0こころ洗らわされる良い映画だ。

2022年11月20日
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 主演が沢田研二と知って鑑賞する気が起こらなかった。以前観た「シネマの神様」での彼の演技が酷く、その上コンサートで客の入りが悪くて、ドタキャンした件が引っ掛かっていたからだ。なんて傲慢な人だと思っていた。

 映画評が高得点だったので、鑑賞してみた。感想はタイトルどおりだ。食べることは生きることに繋がる。性欲と食欲は人間の二大欲望だ。共に生と繋がっている。最後に朝食を前に、「いただきます」と手を合わせる終わる場面は、今日一日しっかり生きようと宣言させるようないい終わり方だ。

いなかびと
串団子さんのコメント
2022年11月25日

沢田研二は傲慢な男ではありません。あれはプロモーターの契約違反と不誠実のコンプ。
箱のデカさに躊躇する沢田研二に『9000集めるから』と約束した仕事。
実際は7000しか集められなかった。7月の武道館から1月の武道館×3まで65公演の10月、横浜アリ半月の平日夕方の埼玉、さすがにむちゃだったw
前もって正直に報告して説得して納得させて当日を迎えておくべきだったのに、あろうことか、約束通り集まったと嘘の報告をした。ギリギリまで騙して追い込めば仕方なくでも歌うだろうと舐めた相手が沢田研二だった。
ふざけんな!になった。
たとえば50万貰えるはずの仕事なのに、実際は20万しか貰えない騙されたと解ったら、ぶち切れて帰るのは当たり前じゃないですかね。同じだと思ってます
もともと商売っけの薄い、曲がったことが大嫌いな、完璧主義の頑固ジジイ、あのまま歌ってたら、騙して正解だったことになる。
気持大混乱のまま仕方なく歌って、半世紀追っかけてくれたファンから金とるくらいなら、中止にして大損する方がマシだった。
沢田研二がどんな男か半世紀見てきたファンは、置いてきぼりくらってもびくともしない。健康問題じゃなくて良かった、で終了させていた。それでも迷惑かけたことに違いはないから、大嫌いなワイドショーのインタビュー受けて元気な姿を見せ、ファンに甘えさせて貰ったとおっしゃった。ファンはいっそうメロメロですw
映画を見てくださって、良かったです。

串団子