「真の豊かさを享受させてくれる作品」土を喰らう十二ヵ月 トラヴィスさんの映画レビュー(感想・評価)
真の豊かさを享受させてくれる作品
信州の山奥で妻の遺骨、犬のさんしょと暮らす
ツトムさんが見せてくれる
質素に見えて真の豊かさを感じる生き方。
鳥のさえずり、川のせせらぎ、
米を研ぐ、炭が焼ける、漬物を咀嚼する、
全てが心地よい劇伴となり
その豊かさを全身で享受させて頂きました。
日本が最近まで持ち合わせていた
四季と共に楽しむ食事も
四季と共に生きる日本家屋も
四季を表現する言葉も
少しずつ生活の中から失われつつあります。
偽りの豊かさの中で満たされたフリして
バカになって生きている今日この頃。
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iwaozさんのコメント
2022年11月23日
バカになるって幸せなことかも。
(^-^)
夜、死んで、朝、生き返り、
ただこの一日を、味わって、
楽しんで、感謝して生きる、
そして、時折、少ない友人と
共に食べる、
こんな生き方も出来れば
最高ですよね。
自然の恵みに感謝して
道連れ共に愛を。
m(_ _)m
NOBUさんのコメント
2022年11月13日
今晩は。
近年、日本は気象変化により亜熱帯地域になり、季節の中では一番と私が思っている春と秋の期間が少なくなってしまいました。
けれども、この作品では24節気ごとの、自然の移ろいと、自然の恵みを戴く大切さが描かれていたと思いました。
佳き映画であると思った作品でしたね。では。返信は不要ですよ。
これからも、宜しくお願いいたします。