「人は生まれ死ぬまで所詮、単独旅行者🐈~」土を喰らう十二ヵ月 赤足さんの映画レビュー(感想・評価)
人は生まれ死ぬまで所詮、単独旅行者🐈~
ある作家が人里離れた長野の山荘で一人暮らしをし、山の実やきのこ畑で育てた野菜を自ら料理し、季節と共に描かれたスローライフ的な話なのかと思いきや!
映画のおかずや中身は美味しそうな料理だけではなく淡々と映し出す中にもしっかりと味が染み込んだ人間の本質や豊かさ生き方等を散りばめた内容であった
大人になり歳を重ね価値観は四季の様に変化し人間の本質や豊かさ季節を通じその都度触れ合う恵は人間模様の様であり作中主人公が「人は所詮、単独旅行者」という言葉はラストと繋がり成程っと色々な発見ができ丁度悩んでいた自分にタイムリーな作品で救われた気がした!
実家が長野で久しぶりに山や冬の姿等を見れ懐かしく思いつつ、都会で暮らしていると将来こんな風に生きて老いていくのも良いかなと思え、生き方や将来や明日、明後日を考えるのではなく、今日1日を精一杯に生きるという当たり前の事を忘れていたが改めて大事な事と考えさせられた。
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