君が落とした青空のレビュー・感想・評価
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設定はありがちだけど、若手のフレッシュさが際立つ作品
原作小説は読まずに鑑賞しました。
タイムリープで誰かを救おうとするという内容自体は邦画に限らずけっこうありがちですよね。
原作が感動を呼んで実写化になったと耳にしていたのですが個人的には泣けず、、、
よく読書が好きな人が「小説である分には感動するけど実写化になるとどこか内容がチープに感じられてあまり盛り上がらない作品が多々ある」という言葉を口にするのはこういう事なのかな〜と思ったりしました。
もしも原作小説だけ目を通していたら感動していたのかもしれません。
ただキャストに関しては若手陣のお芝居が光る作品だと思いました。
福本莉子さんは東宝シンデレラ出身ですが、東宝はオーディション合格者の子を幼いうちから10代後半の成長過程で素敵な女優さんに磨き上げるのが本当に上手な事務所なんですよね。
同じ事務所の浜辺美波さんも最初の頃はお世辞にもお芝居が上手だとは言えなくて、福本莉子さんも同じような感じだったんですが、今やお二人ともぎこちなさが抜けて細かいニュアンスのお芝居がお上手になられたと思います。
松田元太さんは私がジャニーズにあまり詳しくないためジャニーズが好きな友人に色々教えてもらったんですが、まだジャニーズJrにも関わらず演技派として知られているようで、繊細で自然なお芝居をされる方だなと思いました。
こんな話だったけ?
不思議な気持ちになる。
面白かった。甘酸っぱい、ザ、青春。尊い。
面白かったのだけれどそれは胸キュン尊いが大半。
内容としてはよくできてるという感じではありませんでした。
タイムリープする大きな意味がイマイチ弱く、そして本当の今、現実もよくわかりませんでした。
想像していた流れではなく、良い意味で裏切ってくれれば良かったけれど決定打がない理由という印象。
ザックリ言ってしまえば毎日を大切に、傍にいてくれる他人を大切に?
うーん、弱くありませんか?
そして最後もよくわからず。
結局修弥は生きている?
主人公2人がチャーミングだったのでとてもおしいなと思ってしまう作品でした。
早くみれば良かったと思う位胸キュンしたのにレビューを書きすすめるとネガティブになってしまい、その日の気持ちの問題かと少し寝かせましたが結果同じ感想でした。
どうにも不思議な作品でした。
個人的にかわいい2人だったからチューはして欲しかったなぁ。
青春ファンタジー映画の王道
さすがに使いつくされているネタなので…。
今年63本目(合計336本目/今月(2022年3月度)5本目)。
私も2週間遅れながら見に行ってきました。
内容は他の方も書かれている通り、いわゆるタイムリープものに恋愛ものをくっつけたという感じです。この「両方を」くっつけたというのは珍しいかなとは思いますが、単独、それこそ「恋愛もの」なんて毎回そりゃ(程度の差はあっても)そうですし、「タイムリープをどう描くか」もほぼネタが出尽くしているので、何かすごいネタを入れるか、別のもの(恋愛ものでも何でも)との組み合わせにしないと、ネタとしてパクり状態になってしまいます。
…とはいえ、恋愛ものは今の日本の高校生ならありうる範囲のお話。タイムリープを見破るトリックについて、「映画内で求められるのは、リアル映画の制度関することがヒント」というある意味珍妙な映画(この映画、映画鑑賞促進目的なわけ…ないですよねぇ?)で、結構変です。
たいだいは、2日目、3日目から何かおかしいと気が付いて、「その日」を超えるように頑張っていくものですが、ここもハードルが少ない状況です。普通に2日目で「あ、なるほどね」となりますし、どんなにわからなくても3回目(3日目というか、11月1日の3回目)を見ればわかるかと思います。
すると、そこの部分の工夫のいれようも少なく、結局、「タイムリープもの+恋愛もの」でストレートで挑んだのだけどどうだろう?という趣旨であるようには思えます。
ただ、その観点だと、やはり工夫等がないので他、見るべき点(出ている女優さんなどの好み等)を探してみることになりますが、これもあまりこう…といったところです。
決して趣旨を理解できないわけでもないし、「タイムリープ×恋愛」というストーリー、それ自体を楽しむことは全く問題ないのですが、作品として見ると、「タイムリープ」も「恋愛」も描写が薄いので、ちょっとうーん、どうだろう…というところです。
ただ、新規がどうとかオリジナリティがないとかというより、本映画は趣旨的に「その組み合わせでどこまで挑んだか」という点で採点されるべきではないのか…とも思えます。
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(減点0.3) 確かに色々工夫されている点は理解できるのですが、「タイムリープ×恋愛」というトリックで勝負するとしても、どこかで見たことがあるような描写ばかりです。一方、どちらか「だけ」だと、もっと「どこかでみたことがある」描写ばかりになってしまっています。つまり、新規性の発見が難しいという点は言えます。
ただ、映画は必ず新規性を伴っていなければならない、というものではないし(なければ、ないなりに何か工夫すれば良い)、一方で今も書いたように「ないなら、他の部分で勝負できるような素材を取りそろえる」こともしておらず日本の高校生でよくある一般的な恋愛映画という点に全部集約されてしまっています。
この点、「タイムリープ×●●」という類型はいくらでもあると思うし、●●がすでに映画化されていても別のネタ・トリックで…というのはいくらでも考えられるかと思います。ただ、本作品に限って言うと、そこをどうにかして探す探さないの話より、「恋愛シーンに寄せたかったのだろう」ということはわかります。
すると、主題である最初のタイムリープは何のためにあるのだろう…と考え始めてしまうのですよね。
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ありえない
子供向けかな〜。
東宝シンデレラ浜辺美波の後輩福本の宣伝とジャニ系松田のファンが観て楽しむ作品
期待してなかったけど思った以上に良かった。
自分は中学生の時に月イチの映画デートしてたので本作を鑑賞(笑)
そして福本莉子さん目当て。
11月1日の7時から19時を何度もタイプリープするストーリー。
福本莉子さん演じる実結と付き合っている修弥が事故に合うのを阻止しようと実結が何度もチャレンジする展開。
最初は思った事が言えなかった二人がタイムリープを繰り返すうち、素直に自分の思った事を言い合える仲になる展開がとても良い!
福本莉子さん。前作の和菓子屋で奮闘する作品よりも演技が上達した感じ(笑)
まだ伸び代はある感じなので、これから応援したい女優さん。
場内はほぼ女性ばかり。
オヤジ一人でちょっと恥ずかしかったです( ´∀`)
志は良い
ハッピーデスデイ、コンティニュー、パームスプリングスなどループ映画がアメリカで見直されている傾向は感じるがそこを受けた日本の青春映画。前情報としては、ジャニーズとTOHOシネマズの紹介動画の女優ということだけ。もっとギャグを入れてくれればなぁと思う。主演の二人にギャグをさせられないのならギャグ要員を用意するとかもできたのでは。さっぱりした出来で、90分にしたことは評価したいが、あまり欲張らない作りのため、減点も少ないが加点も少ない。そもそも25歳以上は観客として想定されていないのかもしれない。それでもこのジャンルを志した挑戦的な態度は評価したい。でももっと遊び心が欲しい。このジャンルのビバリウムというとんでもないワースト作品を昨年観てしまったので、悪くない出来に思える。この作品も小説原作ということにも驚く。映画に影響を受けた他ジャンルの映画化パターン。
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