「11時間59分」君が落とした青空 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
11時間59分
高校生カップルの彼氏が彼女と揉めた日、彼が目の前で車に轢かれそして気が付くと同じ日の朝という状況から、彼を助ける為に奔走する彼女の話。
つき合って2年、毎月1日は何があっても映画を観に行く!と彼から持ち掛けられ約束はしたけれど、それ以外はあまり2人の時間がないらしいし、最近彼氏が他の女の子と!?という状況から始まって行くストーリー。
最初の18:59で、あれ?その感じで彼氏?とちょっと違和感を憶えつつ始まって、ラベンダーの香がプンプン系なサスペンスかミステリーメインの恋愛映画かと思っていたし、中盤まではそんな感じかとも思っていたけれど…コッテコテな恋愛映画ですか~。
一応コミカルさもありつつの軽めの空気感で展開していくけれど、その場所にその時間じゃなくて映画館に行くことが事故に繋がると考えた彼女の発想が個人的には???
そして18:59のたびに走ってきた車と事故後の2人&その後の車の位置関係が、毎回おかしいな…とは思っていたけれど、これは狙いだったんですかね?何だか何も考えず見栄えだけだった様にも感じるけれどw
最初は、というか最後以外は、だとしてもあかんよ彼氏!と苛立ちもあったのが、まあまあまあ…とはなった処までは良かったけれど、それさえもというか2回目以降は全てが無かったこと?だとしたらそれで良いのか??
確かに途中から苦手な恋愛まっしぐら系か…とげんなりで身が入っていなかったかも知れないけれど、解釈間違えてますかね?
だとしてもじゃあどういうこと?なんですけどね。
どちらにしても何だか恋愛以外の要素に期待した自分にはハマらなかった。というか最後の最後で台無しにされた感じ。
今晩は。
今作は、テーマ性は良かったと思うのですが、レビューには書かなかったですが、細部の瑕疵や、全体的な作品の軽さが”勿体ないなあ”と思った映画でした。
若き役者さん達は頑張っていたと思うのですが・・。
明日、今週一番観たい映画を観る予定ですが、レビューを見ると少し心配になってきました。が、先入観を入れずに鑑賞しようと思っています。では。