「完璧なコンビ」シネマ歌舞伎 桜姫東文章 上の巻 redir2さんの映画レビュー(感想・評価)
完璧なコンビ
仁左衛門と玉三郎、完璧なコンビネーションで、壮大なイマジネーションと人間性を追求した因果の物語。
シネマ歌舞伎ならではの大きなスクリーンで、アップの表情から舞台全体をみることができる。
話の荒唐無稽さ、それを説得してあまりある仁左衛門と玉三郎の芝居。
開始直後の、玉三郎白菊丸が海に飛び込むところその一瞬が素晴らしすぎる。その一瞬のためにまたみたくなる。
他の役者たちも達者で力の限り、という印象。花道ではありとあらゆる歩き方歩く所作をみることができるのも面白い。
それにしても、仁左衛門と玉三郎。
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