パーフェクト・ケアのレビュー・感想・評価
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グレン・クローズ以来の悪役
読めるストーリー展開。
ロザムンド・パイクがこれほど憎たらしい役をテキパキ熟しているのが凄すぎ。
ここまで悪役が似合ったのは『危険な情事』のストーカー、グレン・クローズ以来かも。
ホッと一息つけたのは、ピーター・ディンクレイジの登場。
彼の役はどの作品でも場を納めるのが得意だから。
どっちにしても歳をとるのが怖いわ。
悪女もの、大好物
年寄りは笑えない、弱肉強食。
タイミング悪くて下高井戸でようやく観れました。
いやー、他人事じゃないな。
日本だと法律的にどうなってるんだろう?
本人、近親者なしで話を進められるのかしら?
ブラックコメディだと思ったらかなりエグカッコよかった、大変面白い。医者と養護施設とグルになって要介護老人から金を巻き上げる悪徳美人後見人のはなし。
ギャングはもう少し強くてよかったかな。
出演者もなかなか。
ゴーンガール以来ロザムンドパイクもう少し額が広いとタイプ。ピーターディンクレイジも渋いチョイス。
めちゃくちゃ可愛い主人公のパートナー、サイボーグだったのか、、、。婆ちゃん只者じゃないなと思ったら、、、。悪徳弁護士も、最近見たマヤの旦那だったとは、、。
もう少し話題になって良いと思う映画。
エイザ・ゴンザレスは化粧が薄いほど若返る説
イヤ、絶対に、このくらいの薄さで、目も小さい方が綺麗だし若く見えますって!
大体、いつも塗りすぎだって。ワイルドスピードだったっけ?ドン引きするくらいの厚化粧で「誰?君?」になってたんはw
などなどなどと。エイザに萌えてる場合じゃ有りません。なんせ相手は元ロシアン・マフィン、じゃないよ、マフィアです。怖いっすよー、クレイジーだすよー、残虐ですからねー。悪徳弁護士、お仕置きされろ!
などなどなどと。
パイクが吊るし首になる展開に、チョッピリ期待。イヤ、こいつらクズ過ぎるから。
ところがですよ。マフィア側がですよ。なんかショボすぎひん?だらし無さ過ぎやない?1,000万ドルをポイと出せるくらいの組織としちゃ。背乗りで身を隠すのも落ちぶれ感が有ります。ガードもツメも甘過ぎですw
取り敢えず、クズとマフィアはお似合いのカップルですが、悪が蔓延る事は許しませんで!って事で。
甘々な部分もあるけれど、胸糞なオチにせず、かと言ってカタルシスを求める訳でもなく、a lot of kinds of peoplesと businessesをcareする弁護士への皮肉的なストーリーにもなってる捻り具合が、痛くて気持ち良かったりで。
楽しかった。とっても。
強え…
ロザムンド・パイクがスタイリッシュでお洒落。
「未來映像を眺める傍観者のわたし」
Eiza González・エイザ・ゴンザレス
と出会えた。
1990年1月30日(32歳)
この作品の主人公は
Rosamund Pike
ロザムンド・パイク
確かな安定した演技は
まさに、舘ひろし。
あぶない刑事に例えたくなる
ほど、ロザムンド・パイク
エイザ・ゴンザレスのコンビは
魅力的だ、ただこのコンビは
舘ひろしさんと柴田恭平さんより
親密な仲にある。
それを重要視してしまう私は、
先ずこの作品をより映画として
楽しく観させて頂きました。
ウッそんなこと、ないやろは、
現実に存在し、起こった事実や人物の話として見る。その方がドキドキワクワクするから。人は小なり大なりの仮想現実
非現実を日常に求めてしまう、帰来があると私は思っている。そしてそんな流暢な事を考えながら、映画を観賞する私は
ただただ平凡に平凡すぎるほどの
日曜日の午前中に、スクリーンの前に
座ることが出来ているからだが。
介護施設が出てきて
マフィアが出てきて
ダイアが出てきて
司法裁判出てきて
ありとあらゆる武器が出てきて
一秒一分目が離せないほど
惹きつけられるこの作品の魅力は
やはり、ロザムンド・パイク
エイザ・ゴンザレスのコンビの魅力に
Peter Dinklage・ピーター・ディンクレイジの眼力・声・オーラはさまざま繰り広げられてる日々の世界を小さな箱庭に感じさせてくれる中で、箱庭日常の蠢きさえも魅せてくれるのです。甘い蜜の味を覚えてしまうと、そりゃもう大変。
なんだかんだとまだまだ、さまざまな事を思い考えさせてもらえる、この作品の
脚本・音楽・撮影・編集、全て満足。
何よりも、この作品の
ラストシーンが大好きです。
また、この作品を何年後かに
パーフェクト・ケア
I Care a Lot 観賞したいです。
キレキレのロザムンド・パイク
法定後見人のマーラ(ロザムンド・パイク)は、判断力の衰えた高齢者をケアする仕事をしていた。多くの顧客を持ち、裁判所からも信頼されていたが、裏で医師や介護施設と結託して高齢者たちから資産を奪い取っている悪徳後見人だった。レズパートナーのフランとともにビジネスを進めるマーラだったが、資産家の老女ジェニファーに狙ったために雲行きが怪しくなってきた。身寄りがなく孤独な老人だと思われたジェニファーの背後には、ロシアンマフィアの存在があり、マーラは命を狙われた。さてどうなる、という話。
雌ライオン、ロザムンド・パイクのキレキレの行動力が素晴らしく、また赤、黄、青、白などの衣装が高身長なのも有ってビシッと決まって素敵だった。
マフィアとの殺し合いはどちらもトドメをささないのが不思議だったが。
個人的にはフリン役のエイザ・ゴンザレスが可愛かった。
マフィア相手じゃなくてもよかったのでは。
ラストの締め方はいいと思う。
ただ、そこに持っていくプロセスが・・・
マフィアに追いかけられる展開よりも、後見人制度の穴とかで展開させた方が、インパクトが増したように思えた。
予告編見た時に感じた内容とは違う展開だったので、ちょっと残念な作品でした。
抜けた歯は牛乳に漬けるといい
高齢者を介護施設に送り込む話
めちゃくちゃ面白かったー!
アメリカって恐ろしい国ですね、もしかして日本でもこんな事出来ちゃうのかな?
なんにせよ興味深い話だった、ハラハラ、ドキドキ、結末が読めない展開で最後まで楽しめました。
後見人になり法の力を使って無理やり金を稼ぐ女と母親を取り戻そうとする裏社会の男の対決。
あれ?どっちが主人公?ってな構造も凄い。
普通、物語は主人公と観客が少なからず共感や同調するものだけれど、この映画は違う。
最初から主人公が嫌な奴だと提示してて、早くこいつがギャフンと言う所がみたくてしょうがなくなる。
日頃見てる映画が勧善懲悪ばかりなのでこの映画は本当に新鮮でした。
主人公がこんなにも嫌な奴ってのも珍しいのでは?
そんでもって物語の解決方法がなんとも皮肉めいてて最高です。
にいしてもアメリカンドリームって綺麗ごとでは叶えられないんですね。
ずる賢くて、冷酷で、他人の事を顧みない人間しか上には上がれない。
世界の富の半分以上を数パーセントの人が握ってい居てそれが日々増え続けているそうですが、持ったざる者が持たざる者から奪い合うしかない世の中って本当に恐ろしい。
狙う矛先が高齢者ってのも悲しい話です。
実際、若者よりも老人のほうがお金を持ってるわけで、奪う以外の選択肢がないってのも考え物です、世の中もっといい仕組みで回らないものでしょうか?
「金こそ正義」「金こそ力」「金こそ全て」
命や涙を金に換える錬金術は今に始まったことではないけれど、こんなにもまざまざと見せられると胸に来るものがありますね。
アンドリュー・ガーフィールド主演の「ドリームホーム」を見ても思ったけども、良心を犠牲にし他人を蹴落としててまで大金を稼ぎたくはないと思うのは、自分かまだどん底まで落ちてないだけなのかな。
今日を生きることすら難しい状況ならば自分もなんでもするだろうなと思った。そうならないためにも気をつけねば…
この作品は刺激的で痛快で恐ろしい物語です。毒蛇vs毒蛇の結果が気になる方は是非見てみてください。
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劇中セリフより
「信頼は金の後に付いてくる」
損得勘定なしの信頼関係って子どもの頃しかないのかもしれない、いや、子どもの頃ですらないのかも知れない。
お金と信頼は切っても切れない関係なのね…
面白かった
あまり期待しないで鑑賞
予想外に面白かった。マフィアのボスを応援したくなるほどのロザムンド・パイクのクソ女ぶりが素晴らしい。
でも、最後はマフィアと手を組んで、えーこれで終わり?て思ったら、やっぱりこうなったか。でも本当に死んだの?
前半は微妙だが後半に一転
後見人制度を題材にして描いた社会派サスペンスドラマ。前半はダラダラとした歯切れの悪い展開が続いたが後半は一転しハラハラする展開で見応えがあった。悪党だけに最後は予想通りの結末で特に印象に残らず一般的な作品。
2022-32
ロザムンド・パイクの憎たらしい悪役ぶり
落とし前
孤独者は善人に付け込まれやすい
この監督 知らなかったが、これから追う必要がある。
心得ていなければ!!!コメディだということを
本作は「クライムサスペンスコメディ」なのですねww
(本サイトの作品紹介に書いてありました)
前情報ゼロで見るものですからコメディだなんて
思ってませんでした。
ドロドローでモヤモヤァとしてムカムカするような
性悪な登場人物が出てくる社会派ドラマなのかなぁ?
後妻業の女テイストなのかなぁ?なんて勝手に思って
観てました。
正直、マーラにムカムカが止まらない。
限りなく・・・いや真っ黒なずるい笑顔に鉄槌が
落とされることをずっと願ってました。
ヒタヒタと忍び寄るピンチに心踊ってました。
社会的悪を応援していた私・・・。
しかし・・・しかしです。
ロザムンド・パイクにしてやられたってことですね。
結局。参りました。全部巻き上げられました。
素晴らしい女優さんだなぁ。
どう見てもコメディだなんて思えなかったなぁ。
湖のシーンでようやく私はわかったのです。
本作のカテゴリを。
監督の手腕も見事ってことなんでしょうかね。
いやぁ、やられました。
ストーリーと展開は「「コメディ」と考えると納得ですし
場面によってはハラハラではなくクスクスしながら
観られたのかもしれません。
クライムサスペンスコメディ・・・なんともごった煮の
カテゴリですが、バランスによっては好き嫌いが
分かれてしまうかもしれません。
僕は最後までコメディなしで行って欲しかったかなぁ。
好みの問題ですが。
もっと「軽さ」がほしかったかなぁ。
巧みな演技が邪魔しちゃったのではないでしょうか?
コメディテイスト抜きバージョンないかなぁ・・・。
それはかなり見たい。
僕は笑えるコメディが好きです。
誰もが、ラム肉よりライオンのように生きられるわけではありません!でも自分の身は自分で守ろうね。
初めは万国共通の「老人食い物ビジネスあるある」の軽いクライムコメディかと思って見ていました。これはこれで重要な社会テーマです。が、結構しつこい両者不死身の仕返し無間地獄。笑うようなところはなかったです。どのような落とし所があるのかに興味が移行。当然、ありきたりのヒューマンでエモい感じで終わるわけもなく、納得のビジネスモデルに行き着いたのでした。ラストの伏線回収も、凡人である観客にとっては正にほどよきカタルシスなのでしょう。
ちょっと不満だったのは、あのおばあさん、マフィアがバックにいるんだったらもうちょっと最初の段階で粘って施設行きを拒んで欲しかったわ、という点と、素敵なおうちにお住まいだったので、もっと内装やしつらいをじっくり見たかったこと。
ロザムンド・パイク演じる主人公は「ザ・アメリカに生きる雌ライオン」を体現していました。ファッション七変化も見ごたえあり。劇中、「肝っ玉の座り方が尋常じゃない」って言われていたかな。完全に同意します。
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