「まあ、テレビでやった方がいいかな…。」ウェディング・ハイ caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)
まあ、テレビでやった方がいいかな…。
映像作家のつくったロシア風ムービーの前後に、その背景説明となるプロローグ映像とエピローグ映像が付いている。これが、この映画の作りだ。
ロシア風ムービーの部分に、このコメディ映画のピークがきている。
お笑い芸人の脚本家は、プロローグとエピローグの部分を一生懸命つくったのだと思うが、映画としての要素はロシア風ムービーの部分しかない。
あとの部分は、テレビの世界だ。とは言っても、映画として撮影されているので、大九監督によって、丁寧には撮られている。
しかし、心の中の声をセリフにしてしまうと映画にはならない。
テレビタレントを使うと、まあ、こんな雰囲気になるのかなという感じだ。
けなしているようだが、テレビ番組として観れば、面白いと思う。
ちょっと、スクリーンサイズじゃないかなというところだ。
つい観てしまう映画とも言えるので、つい劇場でご覧ください!
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