「必死すぎる演者たち」ウェディング・ハイ Uさんさんの映画レビュー(感想・評価)
必死すぎる演者たち
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◉ ドタバタの仕組みが単純だけど
ドタバタの原因が前半の演者さんたちのタイムオーバー×3で、後半は「ひたすら時短」と言うのが、ストーリーの骨格。
そこは、はっきり物足りなかったです。
しかし、披露宴の祝辞や隠し芸に、一人一人あんなに力が入る理由が面白く説明されていて、「ハイ」は伝わってきた。
花嫁花婿の父親や友人はそこまで必死ではなかったから、もう一人、二人、違うパターンの演者が夢中になってしまうようなクドさがあっても良かったかなと思いました。
とにかく「長い」以外のパターン。
◉裏方と裏ストーリー
イリュージョンと魚の解体ショーばかりか、料理の合体までした裏方の現場合わせは、楽しかった。それから、御祝儀ドロと花嫁強奪がいつの間にか絡み合ってしまう面白さ。
花嫁強奪は披露宴に絶妙に絡むと予測したんですが、裏のままであまり美しくない終わり方をした。
向井理さんはヤクザ役なんかもやっていましたが、こんな不貞腐れた悪者役が、とても似合っていて、別の作品でも現れて欲しいですね。
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