ウェディング・ハイのレビュー・感想・評価
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バカリズム映画という可能性
脚本家として活躍の場を広げるお笑い芸人バカリズム。『地獄の花園』でもそうだったが、この人はおそらく誰も傷つけることなくドタバタコメディを成立させようとしていて、この映画では「失敗が雪だるま式にふくれあがる」という定番ネタを逆手に取り、「成功が雪だるま式にふくれあがる」ことで観客をハッピーにさせようとしている。
その狙いはよくわかるし、観ていて心地いい興奮がある。ただ苦言を呈すると、ネタが豊富すぎて全体の流れが停滞することが多く、キャラも類型的ではある。また、演出も研ぎ澄まされてるとはいい難く、特に序盤はテンポが悪い。ミッション遂行ものとして編集や音楽を「オーシャンズ11」ぽくするのもいささか気恥ずかしいが、今後バカリズム映画が洗練されたり、もっと人物が生きてくることで、コントと映画の境界線をなくしてくれる新ジャンルが生まれる気がする。なんだか偉そうに書いてしまって恐縮なのだが、とても可能性を感じたのです。日本の娯楽映画の一形態としての。
「結婚式=参加者の想いが爆発する場」は設定として非常に面白い要素があり、物語の構造自体が大きな伏線回収を有するバカリズム脚本の最高傑作。
本作の面白さには何といっても脚本があり、意味のない人物は少なく、それぞれの登場人物が背景も含めキチンと描かれていて、彼らの自然なセッションが非常に楽しいのです。
そして、「コンフィデンスマンJP」シリーズのような大きな伏線回収など、意外と凝った脚本になっていました。
また、独自性があるのは、登場人物の多くのキャラが立っていて、そもそも「誰が主演なのか?」さえも分からなくなっている点です。
そもそもの「結婚式=参加者の想いが爆発する場」は、設定として非常に面白い要素があり、これを存分に使ったバカリズム脚本の良さが全面に出ていました。
そして、大九明子監督が映像をまとめ上げていますが、バカリズム脚本×大九明子監督というチームワークの相性は良かったと思います。
結婚式のように登場人物が多くなると、「誰がどういう関係?」というのが見えにくくなる難しさが出てしまいます。そこは大九監督が丁寧に一人一人をホームメイドな感じで説明しているので、かなり分かりやすくもなっているのです。
このような細かいところでの配慮が効いて登場人物にキチンと意味を示唆できていることで、それぞれのシーンが活きています。
そして、この斬新な物語を支える出演陣も何気に豪華で、特にそれぞれの見せ場では見事に演じ切っていました。
多くの人と幸せを共有する重要なイベントを嫌味なく笑いに変えた本作は、忘れられないエンターテインメントになった
夫婦にとっては、幸せと覚悟を誓い合う結婚。地味婚にしたり、催しは抜きでお店を貸し切ってお披露目したり、報告のみだったり。今は事実婚というものもあり、パートナーの形は人それぞれ。そのような時代に王道的な結婚式を題材にしたコメディ映画が大安吉日に公開。『ウェディング・ハイ』という題名を見た時、どこまでハイなのか期待と不安が入り混じっていた。
ただ、あらゆることを笑いに変える鬼才バカリズムが脚本で、監督は、見えにくい心理状況を巧みに表現する大丸明子なので、どこまで入り組んで進むのかが楽しみで、結果的には私自身もハイな気分で鑑賞。
見終わった後は、豪華キャスト一人一人のキャラクターと作品全体の構成に驚いた。
新郎新婦の要望を叶え素敵な披露宴を行うべく、NOとは言わないウェディングプランナー(篠原涼子)。彼女の仕事魂がベースになっているだけでなく、登場人物それぞれの背景が丁寧に描かれていて、絶妙なタイミングで笑える。
どんなドタバタなのかは見てからのお楽しみということで、大枠の凄みを一つだけお伝えしたい。
時間に限りのある映画という形で、テンポよく、これだけの面白さと感動が凝縮されるのは、長いはずの話などを本人の言葉(台詞)で極力短く構成されている点。
脚本と演出と俳優陣の相乗効果で成立する見事な技であった。
ラストがほんと無駄だった。
ラストの泥棒逃亡劇までは良かった。披露宴終幕でめでたしめでたしで終わればコメディ要素豊富なウェディング名作だったかも。そこで物語を完結してほしかった。日本の結婚式のドラマ性もそこにこたえるウエディングプランナーの奔走などそこまではうまく作ってるなぁと、ラストがほんと無駄だった。
はいりさんがすごいと思った。
あんまり期待せずに見たからか意外と面白かった。
個人的に一番よかったのが片桐はいりさん。
余興を全部合わせるとこ、ごちゃごちゃしてて客はどこ見たらいいかわかんないやろなーと思ってたら、はいりさんが舞台の方じゃなく元生徒のダンスをしっかり目で追ってるのが見えた。
演技指導があったのか、はいりさんが自らしたのかは知らないけど、生徒を大事に思ってる先生ならそうだよねって感じて一瞬のことだったけどなんかうるっとしちゃった。
全体的にも伏線回収がわかりやすく気持ち良くてよかったです。
とっちらかっていて、、
いろんや人の想いやここに至るまでの経緯的なものが回想シーンでちょいちょい描かれていく、
んで最後に結婚式で見事にバーンと着地!的な、、、
だがしかしそんな回想シーンばかり見せられて飽きちゃうよね、泣
誰か1人に絞って感情移入できる人があればよかったんだが散らかりすぎて途中で集中力きれた、、
最後まで見て、こーゆーことが言いたかったのねとなんとか分かるかんじ。
ドラマでもよくあるけど思い出話しばかりで1〜8話されてしまうとつまらなくなっていく、
実はこの人はこーゆー立場でこーゆー人で、を説明していくのって難しいとは思うけどもう少しストーリーにのっかりながらできたら面白かったんじゃないかなー
ちなみ、この日もう1つ見た作品がイラン映画の"友だちのうちはどこ?"
日本映画もこれくらいシンプルでいいんじゃないかって感じました。
最後にバカリズムが脚本ということを知りました。
ドラマのほうはたくさん面白い作品があるので今後に期待します
くだらないギャグ
面白くなかったよ !
クスッともならないギャグが沢山詰め込まれてる
観終わってからバカリズムが脚本書いたの知って納得
向井理初めてちゃんと見たけどスタイル良くてめちゃくちゃ格好良いじゃん!!びっくりしたわ!!!
最後の最後まで伏線回収が続く
あれ?あの人なんだったんだろう。。という演出を最後の最後にき〜〜っちり回収していくし、そりゃ無理でしょ!という時間短縮プランもなるほどね〜〜!という現実ではありえないけど、なんか現実に起きそうな絶妙な軽快さが素晴らしい。脚本書く人ってすごいな〜と思ったらバカリズムだったのか!だから岡野さん起用したのねw
途中でこの人の回想こんなにいる?樋口先生の回想観たいな、といいう部分はあれど、人間模様が何重にも重なっててバカリズムの脳みそみてみたいと思った。
ドタバタは三谷作品を越えなかった。
披露宴でのドタバタ劇。1時間押しで進む披露宴をなんとかして縮めようとしているその裏で、元カノとご祝儀泥棒のドタバタも繰り広げられていた。
特に前半はウェディングプランナーの仕事と当日までの流れ、そして当日の流れの説明だったので、ながら見でも大丈夫なくらい。
正直、もうちょっとドタバタが欲しかったかな。
あと、爆笑だったスピーチの内容が省略されていたけど、そこをちゃんと聞きたかった。
三谷作品だと、マジックアワーとか有頂天ホテルみたいな感じを狙っていたのだろうか。
バカリズムだと、シュールなストーリーな方が好きなんだけどな。
ハイ?
前半は思ってた映画と違って・・淡々と進んで何がハイなんだろうと・・
披露宴の映像とスピーチが共にダダ滑りするのかと思いきや、時間が大幅に伸びた以外は大成功というのはつまらない展開では。
余興のミックスするあたりから、多少はおもしろくなりましたが。。
いまいちかな
ドタバタ感が足りない
見た感想として、うまくまとめすぎていてドタバタ感やあり得ない感がたりなかったです。
演技がっていうよりは、脚本という気がしました。
こういう作品は、三谷幸喜さんが得意な所だなあって思いました。
構成としても後ろの30分の巻き戻しがいけてないなと感じました。
唯一おおっ!ってなったのが中尾明慶さんが役を務めた映像クリエーター。3分にまとめる内容は、素晴らしかった。
コメディは今ひとつ好きじゃない
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ある結婚式で、時間を守らず超ロングスピーチをする人達がいた。
予定より1時間遅れるが、新郎新婦はどれもカットしたくないと懇願。
そこで敏腕ウエディングプランナーの篠原が奮闘。
コース料理を一皿で一気に出す、人海戦術でお色直しを3分で実行。
キャンドルサービスを自動着火にして一気に終わらせる・・・。
余興の太鼓・ダンス・手品・マグロ解体を同時に実施・・・。
表はこうして何とか間に合ったよという話。
そしてこの後、その裏で実は起きてた出来事が改めて描写される。
まるで「カメラを止めるな」的な感じ。
脱獄犯が祝儀を盗もうとするが、新婦の元彼が花嫁を奪いに来て、
何やかんやでその脱獄犯を捕らえて祝儀は無事だった。
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表の話は完全にコメディで、なんでやねん的な話。
シュールだが、それはそれでプランナーの手腕やなって感じ。
裏の話は、特にいらんかったような気もするねんけどなあ。
だってカメ止めほど、表と裏が綺麗に絡んではないから。
しかも元彼が下痢しまくってて、最後にはもらしてしまう。
でそのケツで犯人の顔の上にまたがり、犯人が失神。
まあガキなおれは、そういうので爆笑してはしまうのだが、
その下痢はストーリーとは何の関係もないし、
ただ笑わせるためにそういう設定にしてる感じが今イチ。
せっかくの篠原涼子なんやから、もっと精一杯の対応をして、
一生懸命にトラブル解決しながら話が進むのを期待したのやが。
やっぱりおれはあんまりコメディが好きじゃないんよな。
❇️篠原涼子さんの髪の毛ビンタ❗️最高にウケる‼️
ウエディングハイ
結婚式を挙げる若いカップル。
結婚式の段取りの裏事情や人選、決め事が多く面倒な世界を描きつつ、関係者や出席する身内事情をコミカルに描くストーリー
無事結婚式は終わるのか❗️
❇️篠原涼子さんの髪の毛ビンタには思わず声出して笑ってしまった。😁
◉63D点。
★彡後半にかけての無理な設定が賛否を問う内容でした。結婚式と言うイベントに泥棒や💩うんちなネタは不要だと思いました。
前半だけなら本当良かった。
🟢感想。
1️⃣前半新郎の心の中があるあるでよくわかる。⭕️
★彡自分が結婚式に行く際、出費を気にしたり、全員に参加したいと思われたい気持ちがあっても絶対とは限らない事や、とにかくやる事が一杯で経費がかかる!などよーーくわかります。💸
2️⃣面倒な事が起きそうな火種がたくさん。⭕️
★彡一体結婚式はどうなってしまうのか!
3️⃣後半の展開あたりから、ややありえないコメディーを差し込んだのが惜しい。❌
★彡流石にこれは無い!とか気持ちよく観れていたストーリーなのに悪や下ネタあるとブレてくる。😑
🩲💩🪢💸💒🤵♀️🤵🤵♂️🍰🐟💃👰🏻♀️🎞️👩🏻❤️👨🏻🫶👨🍳🎤🥁🛻⏱️🧧
🈲ネタバレ保管記憶用
(新郎の目線大阪弁バージョン。)
ワイは大好きなツレと結婚する事にしたさかいいに、資金繰り、厄介な決め事や、人選などぎょうさん決める事がほんまおおいでんがな。
せやかて、ツレにいい加減な態度を取ってしまったら、あとあと面倒になるさかい、ここはキッチリやるフリをして段取りをしていくねん。
ツレもワイも身内の余興希望者がぎょうさんいて面倒な予感がしてきた。ほんま堪忍したって。
そして当日!
まずは後輩に頼んだ映像、そして上司のスピーチ、先輩の乾杯などみんな笑いを取りうまくいっていたんやけど、60分の時間不足してしまったんねんな。
スタッフ総出で裏方が大騒ぎに全ての段取りを巻きのモードにして、無理な演出を出来るだけ避けて時間の短縮をはかってん。
同時にまとめた、余興のダンス、太鼓、手品、マグロ解体の一発コラボショウも見事に決まった。
式は無事終わり、そのすぐ後の聞いた話やけど、ご祝儀泥棒を謎の男が捕まえたと聞いたんけど、謎の男はにお礼を言いたかったんけど。
全ての願いを叶えたい!
一人一人のストーリーが面白い。
最初の方が少しスローだったけど、結婚式始まってからはテンポよく進んだかな。
にしても余興が多すぎる。
中尾くんはいつもいい演技するな、好きな俳優さんの一人です。
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