ライダーズ・オブ・ジャスティスのレビュー・感想・評価
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妻が死んだ。復讐に走る夫。やがて暴かれる衝撃の真実。どれもこれも曲...
妻が死んだ。復讐に走る夫。やがて暴かれる衝撃の真実。どれもこれも曲者の妙な友情が面白かった。
ブラックな一面もある、一風変わったアクション映画。見る価値あり。
シアター4座席F-6 この劇場とも後1作品でお別れ。話題の「ドライブ・マイ・カー」で締め括ろうと思ってます。
主演の人がカッコ良かった
予告をみて ちょっと前からあるジャンルの「舐められてちょっかい出されたヤベー奴が娘や妻の為に無双モノ」かと思ったら。ちょっと外してきたモノでした。最近 そのどうちょっと外すかが オリジナリティになってる映画が多いですねー。
すごくまとめると。「電車事故を起こしたマフィア」でなく「青色の自転車をパクッたヤツ」をなぜ探して殺さないのか? というのが本質なんじゃないかなと感じました。
この事件より以前から登場人物の大半は心にも身体にも支障をきたしていて。言葉選びが難しいのですが、この一件により皆がポジティブな方向に向く必要性を理解します。それは一人一人では難しくって。目の前に自分とどこか似たどうしよもないヤツがいないとダメだったんだろうなと思います。
「偶然」も「必然」も 結局 捉え方次第で。受け入れ難い理不尽に納得するのはあきらめとは違った選択なのかと悪役が一人も出て来ない映画を観て思いました。
「えっ!?」ってツッコミは無しで。
タイトルの裏の意味にゾッとする、切り立った風刺が刺さるように冷たいトラジコメディ
想像と違ったけどこれくらいのが気楽
隠れた名作
まずマッツの容姿がインパクト大。坊主と髭ですよ。
ベースは亡くした妻の復讐劇。
が、本質はそこではなく、無くしたもの・足りないものを探し築いていく物語。
また、話が観客の想像斜め上に進むので、何だかんだとずっと楽しいんですね。
随所にコメディなパーツを散りばめハリウッド的な見やすさに整っていますが、皆が抱えている寂しさが所々で刺さるんです。
段々と集まっていく彼らは持っている困難を皆で乗り越え、クリスマスを迎えたラストではもう家族のようでした。
出来ることなら公開も12月にして欲しかったですねこれ。
もっと広く公開して欲しい隠れた名作、とても心温まる作品でした。
でも、あれだけ死人が出てお咎め無し?なのは謎w
こんなマッツもアリ!!!!
やってしまった…。
電車事故で妻を失ってしまった男が、妻が亡くなったのは事故ではなく、悪の組織の策略に巻き込まれたからだと聞き、悪党どもに復讐していく物語。
アクションが中心の作品かと思いきや、人の不安定な心や偶然の産物、親子関係や友情まで描いたドラマ作品でもあり、非常に見応えがあった。おまけに笑える要素がどっさりと‼
結論から言って、ここ約1年の間に観た作品の中では圧倒的に面白かったかも。
笑えて少し泣けてキャラクターがみな立っていて…ワタクシの好きな要素のフルコース‼
初見、滅茶苦茶変人だと思ったオットーが、開始10分後には至極まともな人間に見えてしまう程の取り巻きw
メインの4人は素晴らしかった。ふざけたことばかり言っているように見えるレナートやエメンタールも、過去に深い傷を負っている模様…。コメディ感溢れるレナートの偽セラピーシーンでも、一瞬見せた表情に、哀しい過去が垣間見える。。からの、君は太っている、ですよw
アクションシーンも良かったし、ストーリーとしてもゾッとさせるどんでん返しもあり、ホントに見応えは抜群‼何故上映館が少ない!?もっと多くの人に観てほしいですね‼
とにかく異端な性格故、まともに人と交流できない4人が、それぞれの長所を活かし協力していくなかで築く関係にはホッコリしたし、哀しみに向き合うこと、人に助けを求めることの大切さを教えてくれた作品だった。
エンディングロールは急にハンドルを切った感があって戸惑ったけど(笑)
ってか、この人達許されたの?? …まぁ、細かいことは気にしない(笑)‼
ベストシーンは、オットー演じるニコライ・リー・コース氏のアップ場面。時間が止まったかのような空間を作り出して見せる業…ホント名優さんですね。
是非とも、名優たちの表情・仕草ひとつひとつに注目しながら観てほしい作品です♪
個々人それぞれの行動が不思議
マッツなら、なんでもOK❗️
娘の彼氏をいきなり殴る→マッツだからOK
友人を殴って車から道端に捨てる→マッツだからOK
力加減間違えて人を殺す→マッツだからOK
ギャング団を勘違いで大勢殺しても、捕まらずにクリスマスパーティをする→マッツだからOK
もう本当に軍人にしか見えないマッツの大暴れが圧巻。
サスペンス、アクション、ヒューマン、コメディとごっちゃ煮で、童話のような導入部とエンディング。トッピングの寓話も効いて、もうなんとも言えないお味!
普段なら「こことここは辻褄が合わない」なんて、納得できない箇所があるとついつい辛口批評になってしまう私ですが、この映画はもうそんなことはどうでもよくなるんです。マッツ様が演じてるから、そして脚本が面白いから。
帰りに映画業界の方と偶然感想を交わし、デンマークの映画事情をお聞きしました。デンマークは国営の映画学校があって、無料で入学できるのだそうです。しかも外国人も。良い映画が多いのが頷けました。
バイオレンスアクション父と娘の仲直り。
いい映画だった~。
列車事故で失った妻の復讐に燃える軍人の姿を描いたアクション、との事なんだけど、かなり豪快にバンバン銃をぶっ放し、大殺戮のバイオレンスでありながら、色々ツッコミどころ満載だったり、なんかほっこりしちゃったり、不思議な味わい。
終わってみれば、なんか、癒された。
ディテールが大雑把なところもあるのに、キャラクターのバックグラウンドや性格の描写が妙に細かくて、それぞれ感情移入できる。
地下鉄事故陰謀論の設定も、信じられるか信じられないか、ギリギリの所を突いてきている。
力加減が素晴らしい!!
ウクライナ人の話す、クマとお姫様の話は、めちゃめちゃ笑ったんだけど、私以外、誰も笑ってなかった。
このぽっと出のウクライナ人ですら、悲しい生い立ちなのにあっけらかんとしていて、礼儀正しく愛情深い。
母親を亡くし、父親と分かり合えずに傷ついている娘ちゃんを心配して、せっせと世話を焼いてる、とかキャラクターが作り込まれている。
他のおっさんたちも、みんな娘ちゃんを大事にしていて、ちょっと泣ける。
ほのぼの。
助けが必要な状態に陥ってるのに、それに気付かずに走り続けてしまい、取り返しのつかないことになる、というのは、現代には案外ある話だと思う。
悲しい時はちゃんと悲しむ必要がある。
生きていかなきゃいけないんだから。
エンディングでみんなが着てるニット、ダサカワ。
面白いけど違和感?
#10 ジャスティスはどこ?
デンマーク映画は理論的なものが多いのに、本作は気の荒い主人公がひたすら人を殺しまくって何故か罪に問われない非現実的なお話。
殺した人たちは彼の心の中の邪悪を表した比喩なのか?
バタフライエフェクトみたいに、見知らぬ国の誰かが青い自転車を欲しがったせいで主人公の妻が死んじゃう。そしてそれを誰かのせいにしないとやるせない主人公が更生するまでのお話。
人間似た者同士集まって癒し合うのがやっぱり良いと思う。
それにしても主人公の娘のボーイフレンドは、あんなウチの子供の彼氏をよく続けられると感心しきり。
うーん😔…。
マッツの演技に拍手
独特の笑いがこみあげた
いい意味で予想を裏切りながら進む良作。
不器用で、軍隊における戦闘・殺人技術しか取り柄のないマッツ・ミケルセン演じるお父さんが、犯罪組織「ライダーズ・オブ・ジャスティス」を生贄に、家族の死と向き合い、父娘の関係性構築をするという、ハートフル&セラピーストーリー。
「ライダーズ・オブ・ジャスティス」は単なる殺られ役で、ほんとにかわいそう。
首領は娘もいるのにw
お父さんだけだと単なる復讐モノアクション映画になりがちなんだけど、この映画を独特の味わいにさせているのは3人の数学研究者たち。
彼らの存在が、ブラックユーモア溢れる独特の笑いを産んでいました。
お父さん、すぐ殴る〜
よくある復讐もの、ではなかったです。
予告編を見て、マッチョとオタクがチームを組む様な良くある復讐譚かと思っていましたが、いやいやひねりが効いていて飽きない展開でした。
笑っていいのか悩んでしまうジョーク、皮肉もたっぷりあり、これでいいのかと想うエンディングも含めて、デンマーク・北欧の味付けの映画なんでしょうか。ハリウッドでリメイクされそうです。
2022 上半期トップ10 ランクイン
いやぁ~笑た!!
痛快・リベンジ・アクション映画かと思いきや…
笑える笑える…21時過ぎの上映回で眠くなったら、どうしようと不安でしたが、正に杞憂でした。
でも、ただ笑えるだけでなく、器用に人生を生きられない人達の憂いが描かれていて、奥深い。
あれだけ乱射されたら、死んじゃっても仕方ないわな…えっ生きてたの、良かった(^^)/
もう一度、観ようかな♪
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