「心理描写が抜群のフェアリーテイル」ライダーズ・オブ・ジャスティス kさんの映画レビュー(感想・評価)
心理描写が抜群のフェアリーテイル
ご都合主義で話が進んでいくけれど、登場人物一人ひとりに丁寧なバックグラウンドとエピソードが描きこまれていて、わざとらしいところがなくストーリーに没入して鑑賞できた。
実はマッツのスモーキーベルベットヴォイスを堪能するぞーと張り切って観にきたら、マッツは寡黙だし頑固でいかつい「ザ軍人」を演じていらした。
そして、常に怒りと焦燥と喪失との折り合いのつけられなさを内包した氏の演技にぐっときたけれど、脇をかためる方々の演技にも胸せぐる思いをさせられた。
いいなー好きだなーデンマーク映画。
ストーリーどうでも良くなるくらい人物描写の細やかさ&それを表現する俳優さんたちのすばらしさよ……。
ラストのめでたしめでたしな感じにも◎
イブに鑑賞できたら良かったなあ!
コメントする