「決して「バカの映画入門」では無い」カード・カウンター Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
決して「バカの映画入門」では無い
過去に犯した罪に向き合って行く元軍人の流浪のギャンブラーの話。
イラク戦争時アブグレイブ刑務所で拷問に関わったことで服役し、出所後ギャンブルで生計を立てる男のもとに、因縁のある青年Cのカークが現れ巻き起こって行くストーリー。
序盤こそブラックジャックだポーカーだとギャンブルの見せ場もあったけれど、後は正味どうでも良い感じで、ポーカーの世界大会に参戦しカークをお供にカジノを回りながら、過去を明かしていく。
ギャンブルに恋愛要素に復讐劇にと派手そうなイメージだけど多くを語らず地味に無機質に展開していき、山場もニュース映像だったり音や声だけだったりと派手な映像はなく悶々々々。
回想シーンだけは片鱗もあったけど。
ハードボイルドだし、哀しい話しだしで内容的には渋くて良かったけれど盛り上がらなかった。
正味どうでも良いし鬱陶しいUSA!がいなかったらもっと地味だったんだなと考えたら良い賑やかしだったのかな。
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