「ベルリン・サーカスへようこそ。」フリークスアウト MARさんの映画レビュー(感想・評価)
ベルリン・サーカスへようこそ。
特殊能力を持ち、サーカスをしながら暮らしていた一行のリーダーがナチスに攫われてしまい、彼を慕う電気少女が仲間やパルチザンと一緒に闘う物語。
ファンタジーを全面に押し出した作品だが、ナチス映画らしくなかなかエグい描写も。
序盤はテンポがマッタリ。特殊能力と言ってもどれもなかなか地味。まぁ逆にそれが新鮮といえば新鮮で、一応戦争を題材にしたストーリーもあり全体を通し詰まらない場面は無いといった印象。
クライマックスは激アツ。まさかこんなにハデにやりあうとは。脇キャラ達の活躍は大好物なワタクシにとって、ここだけでも☆+2ぐらいw
そしてどうでも良いが軍人もパルチザンもシュマイザー(?)率高すぎないか?
その他、母を殺したとか、虎は何故平気?とか、なんの意味が?な人間大砲や、謎の恋愛展開や、イスラエルとの物語がちょっと薄いかな〜…とか、色々なものがハンパにも感じたけど、140分の長尺にしてはちゃんと最後までしっかり見れたし、画も終始美しいしでとても楽しめた作品だった。
暗くて良く見えなかったけど、殺人牛(でしたっけ?)は何だったのだろう。あれが大活躍してたら更に評価高かったかも。
とにかく、ラストがアツければ良いんです(笑)‼
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