あのことのレビュー・感想・評価
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ヴェネチアで満場一致の最高賞
ヴェネチア国際映画祭にて、ポン・ジュノ率いる審査員が満場一致での最高賞!!
って事で、楽しみに待っていた作品です。
観てみて、なるほど、納得の出来。
最近、アメリカでの中絶の権利がニュースになってたけど、
中絶が禁止されていた1960年代のフランスを生きた、作家アニー・エルノーの実体験を映画化。
4か4.5で迷ったけど…
裸満載の体当たりの演技…
終わりまで続く、高い緊迫感…
時事にマッチし、深いメッセージ性を含む、映画内容…
100点満点で、85点~90点ぐらい。
2022ベスト10に入ります。
妊娠を経験する女性は同性として、深い共感を感じると思いますし、
痛みが分からず、加害者になりえる男性こそ(自分を含め)観るべき作品では?
下らなくない、すごく価値ある映画だと思います。
2022年の終わりに、すごい映画きた。
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偶然の符合?
ノーベル文学賞を受賞したアニー・エルノーの原作。最近『シンプルな情熱』というお洒落ポルノグラフィ映画を観た記憶がある。
テーマは望まぬ妊娠と、アンダーグラウンドな墮胎のお話。アメリカ映画では「17歳の瞳に映る世界」(2020年 エリザ・ヒットマン監督)で同様のテーマを取り扱い、ベルリン映画祭で銀熊賞を得ている。
本作はエルノーの自伝的な小説を原作とし、女性のオドレイ・ディワンが監督したもの。60年代の墮胎が非合法だったフランスが舞台だ。ヴェネチア映画祭で金獅子賞。欧州では、正面から墮胎と向き合う作品に、宗教的な原理も含めて、刺激されるのだろうか?ディテールは、女性監督ならではの部分もあるのだろ。
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望まぬ妊娠
原作は事件
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