「主婦になる病」あのこと Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
主婦になる病
堕胎が違法な60年代フランスで望まぬ妊娠をした教師志望の大学生の話。
フランス映画にありがちなシーンのブツ切りを繋いだ様なテンポの悪さで、「まだ生理が来ない」な3週からみせていくけれど、言う程機微みたいなものがあるわけでもないし、そうなったことへの後悔とか振り返りとか反省も無く、ただただどうしよう堕ろさなきゃ。
あぶったヤツは痛々しくてイ~ッ!!てなったけど、あんまり危機感とか切羽詰まった感じも無いし、終いにゃ今のうちにポンピエと!?
最後だけは流石にそれっぽくなったけれど、自分にはあまり面白いと思えるところがなかった。
予定外での経験がある女性ならもう少しハマるのかな…。
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talismanさんのコメント
2022年12月6日
こんにちは。この映画見てませんが時代は1968年以前なんでしょうね。68年なら英国に行けば合法的に(そして安全に)堕胎手術を受けられたのかもしれないなあと思いました。でも主人公はまだ学生だし、貧しいという設定であれば難しいかもしれません。日本は堕胎天国で最低だと思いますが、カトリック含めて宗教的・政治的に縛りのある国の女性の苦しみに共感します。かなり昔だと思いますが、カトリーヌ・ドヌーブなど著名な女優や作家などが私も中絶した、と述べたアクションありました。