劇場公開日 2022年11月18日

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「正体」ある男 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0正体

2022年11月25日
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U-3153
ニコさんのコメント
2022年11月26日

コメントありがとうございます。
確かに出自を偽れば、よほど良心が欠けてでもいない限りは嘘をついていることへの罪悪感が生じそうですよね。
谷口(原)は、その罪悪感を凌駕する出自への苦痛と絶望を抱えていたということだろうと解釈しました。
殺人者の息子として一人で苦しむより、罪悪感を背負いつつも「普通の人」として他人と当たり前に繋がる方がましだったとか。
私の出自は平凡なので想像ですが……

ニコ
kossyさんのコメント
2022年11月26日

U-3153さん、コメントありがとうございます。また、わざわざ引用していただきありがとうございました。
たしかに名前や出自なんてものは、単なる記号だと思えば自分だけは重要じゃないのかもしれません。
ただ人間は社会的生き物。周囲の人との関係や戸籍という形式ばったものや、そこから生じる差別、偏見、嫉妬、暴力その他諸々の悪意とも共存しなければならない…アイデンティティという言葉でまとめてしまえば簡単ですが、しあわせに生きることの辛さが感じられました!
もう一度観る機会があれば、各キャラにとっての「ある男」に注目するのもいいかもしれませんね〜

kossy