「変なままでいて!物語には真実がひそむ」ナイトブック とぽとぽさんの映画レビュー(感想・評価)
変なままでいて!物語には真実がひそむ
恐怖の物語が子守唄 --- 物語には真実がひそむ、バカね。デヴィッド・ヤロフスキー監督 × クリステン・リッター主演 vs 脱出したい子どもたち?ファミリー向けホラー映画。監督の前作『ブライトバーン』も子どもがメインの話だったけど、今回の手触りはまるで違う。なんなら前作がヤバい子供に翻弄される大人を描いているのに対し、本作では魔女というヤバい大人に翻弄される子供という相対した図式。途中なんだかハリポタっぽさもあった。
生きたいなら怖い話を書いて。ただしハッピーエンドは危険、許されない。いい物語には真実がひそんでいる、それが強い物語にする。物語で誘導し、本当のことを指摘させる作戦に。親は自分の子供を忘れられる?本当の恐怖した話は……"不気味"。最後はやはり己の中のものと対峙することに。ハッピーエンドさ!魔女同士の戦い、ウィッチ・ファイト!!? 怖い物語を書くのが趣味な少年の部屋には『エルム街の悪夢』や『遊星からの物体X』のポスターが貼られている。おしまい?変なままでいて
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