「本編で下がり切ったハードル」仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏(トリオ) キリリンさんの映画レビュー(感想・評価)
本編で下がり切ったハードル
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自分は正直、
リアルタイムでテレビ本編の方を途中挫折した人間です。
テレビ本編は勢いだけで先に進み
剣士同士で叫び合い、無意味な争いをし終えたかと思えば
団結し、戦隊ヒーローみたく集まり個々の掘り下げがイマイチな印象でした。
セイバー坂の後観るのをやめました。
ですが、今回は集まりません、叫びません、
個々のお話です。
ここからはネタバレあり
本作は、本編の8年後という設定という事と、
記憶の操作等の影響等があり
序盤に状況把握する必要があります。
しっかりとした伏線がありつつ
ホームドラマのように感じられるかと思います。
小説のように難しい部分もあります。
読解力が必要かもしれません
仮面ライダーのVシネにしては珍しく主人公がメインになっていて
物語の完成度は高いと思います。
テレビ本編では一度も感情移入できなかった主人公に本作で初めて感情移入できました。
セイバー挫折した方に観てほしい一作
叫ばない、群れない、伏線がある
本編の逆を行くスタイルなので賛否分かれそうですが自分は好きです。
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