「大人の為の寓話」ほんとうのピノッキオ ずっ子さんの映画レビュー(感想・評価)
大人の為の寓話
見る人の感性が試される作品。
好きな人は凄く好きなはず。
ピノキオの物語は誰しもディズニー作品や絵本でお馴染みなのだろうと思います。
しかし本作品はそのような子供向けのお為ごかしではありません。
【本当は怖いグリム童話】のように原作に忠実なようです。
『不思議の国のアリス』のように不条理な世界で繰り広げられるピノッキオの冒険と成長。
この世はかくも不条理なものなのです。
綺麗事で誤魔化した夢物語ではなく、本当のリアリティがそこにはあります。
現代は真のリアリティを見抜ける目を持った大人が限りなく少なくなって来たようです。
一見、不条理に見えるリアリティの中で、狡さや怠け心、弱さ、それらを一つ一つ乗り越えていくピノッキオの冒険物語に、我々の心も憤ったりハラハラしたりしながら、ピノッキオと共に成長していきます。
このような本物こそ生き残っていくべきですね。
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