「キモチワルイ」ほんとうのピノッキオ U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
キモチワルイ
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粗筋程度だけれど、よく知ってるお話だ。
絵本とかで、よく読んだ。
そして、絵本以外にしちゃダメだと思った。
なんだアレ?
児童文学とかのジャンルがあるなら、代表的な作品だとは思うのだけど、外見をリアルに寄せただけで、途端に悍ましい物語になる。
いや、元々が悍ましい物語だったのだろうか?
それを誰かがデフォルメした、が正解なのかな。
とにかく、自分の子供に絵本は見せても、この作品だけは見せまいと思った。
不条理劇も甚だしいし、人間に希望も持てるような話でもない。なにせ、登場するキャラ達が軒並み気持ち悪い。それは外見だけではなく内面も、だ。
…脳内の大海原には何が蠢いていたのであろうか?
おとぎ話にリアリズムを。
元々、両極端な両者なのだから、こんな悪ふざけはこれっきりにしていただきたい。
ほぼほぼノンジャンルだよ。
元々は活字だったのだと思う。長編なのか短編なのかは知らんが、原作は「活字」の状態だ。
その活字を連ねるにあたり、作者自身が描いたイメージ。作者の脳内で展開されているであろう映画的な空想…つまりは、他を介さないダイレクトな作者の中身だ。
原作に忠実なのは元より、原作者に忠実だったような作品に思う。
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