「ロシア風マカロニは味付けが単調」ナチス・バスターズ シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
ロシア風マカロニは味付けが単調
戦争映画と言うより、マカロニウエスタンのノリで音楽もそれっぽいのが嬉しいです。凄腕ロシアンスナイパーが、あっと言う間にナチス兵をやっつける出だしがカッコよく、期待感が高まりますが、山賊みたいなパルチザンが出てきてから、話しがダラダラし始めます。キャラの描き分けも適当で、ナチ部隊とドンパチが始まっても、カットのつながりがえらく雑で同じようなシーンばかりです。肝心の謎の狙撃兵・赤い亡霊の戦闘への関わりも唐突だし、狙撃アクションもそれほどでなく盛り上がりません。B級戦争アクションなら、もっとごってりとケレン味たっぷりの味付けがほしいです。出ている俳優さんも、あまり印象には残らなかったです。
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