「持つべきものは、大切な「友」」ナイト・ハウス m@yu-chan-nelさんの映画レビュー(感想・評価)
持つべきものは、大切な「友」
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長年連れ添った夫に、自殺という形で先立たれたベス(レベッカ・ホール)。夫の設計した 湖畔を眺める家に、重苦しい空気の中 一人過ごしていたが、不穏な夢で目覚める。とても夢とは思えない感覚に襲われ ふと夫の遺した家の設計図を見ると、そこには不可解な言葉が残されていた…。
これはなかなか複雑なストーリーではあるけれど グッと引き込まれるのは、脚本の妙と 演出の面白さにあったからだと思う。
反転した家や、ルビンの盃を思わせる人影…夢と現実が入れ替わる様な感覚…そして…これは…生贄の儀式…?
ただ、主人公に起きてる現象に対して明確な理由等は出て来ないので、起きたことを一つ一つ吟味する“状況証拠”の積み上げの必要があるので、ストーリーを追いながらも頭の中で咀嚼が必要かなと。
でも、愛する女性の為に命を賭けた旦那の苦悩がヒシヒシと伝わってくる後半は…「なんてこったー!」って感じです(笑)。
湖畔の向こう岸にあるライトハウスの真実を知り、 ベスは何を思うのか……。
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