「有象無象のひとつ」死刑にいたる病 marさんの映画レビュー(感想・評価)
有象無象のひとつ
はじめはいいんだけど、謎のために用意された謎って感じでダルくなってくる。
あの筋でいくならロン毛の弟はどうなったか必要だし
主人公の父親がアレな理由も判然としないし、
パン屋の養母についてもうちょっとあるべきだったと思う。
主人公の母親の秘密も「それだけ?」って肩すかしだった。
サダヲが怪演なのは分かるけどレクター博士というには深みが足りない。
”病”というより性癖みたいでタイトルもミスってる感が否めない。
「羊たちの沈黙」あるいは「ダークナイト」あたりと比べてるとやっぱりキツい。
有象無象のひとつ、凡作と言わざるを得ない。
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