「マインドコントロール」死刑にいたる病 wataridori76さんの映画レビュー(感想・評価)
マインドコントロール
水上恒司さんが好きでこの映画を見てみましたが、拷問のシーンに気分が悪くなり見なければ良かったかとも思いました。
誰かとこの映画を見ようとしている人は相手を選ぶかもしれません。気分が悪く吐き気も出ました。
物語が進むにつれて、それぞれの心理描写に引き込まれました。悪い環境にいるものほど優しくされるとその人を信奉し対象者の洗脳が可能になる。
看守の態度の変化や村人の言動からも人の心に入って行く榛村のマインドコントロールの恐ろしさを感じました。
自分の父かもしれない、凶悪犯罪者のDNAが受け継がれているかもしれないと思い込み殺人を犯そうと気が狂ってしまった様子も、よく心の葛藤が描かれていました。
最後の最後はビックリしました。原作ではどんな風に描かれているのか、細かなストーリーが気になる映画でした。
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