「阿部サダヲの顔がスケキヨに見えてきた‼️」死刑にいたる病 アローさんの映画レビュー(感想・評価)
阿部サダヲの顔がスケキヨに見えてきた‼️
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24人もの若者を殺したサイコキラーがなぜ久しく接触が無かった平凡な大学生に手紙を送ったのか?その大学生がなぜそこまで動いたのか。全てがそこから始まり、結末に繋がる。人に近づいて信頼させてから苦痛を与えて殺す榛村(阿部サダヲ)は拘置所のガラスの向こうからでも、人をコントロールできる天性のサイコパス。その榛村に操られる雅也(岡田健史)は榛村が自分の父親ではないのかと疑う。榛村と母親の関係にも気付く雅也。全てに共通するのが、子供時代の親からの虐待や抑圧。冒頭の中山美穂の「決められないから」というセリフが大きな伏線になる。本人に決めさせることで洗脳していく榛村の過去で回収していく。地味な存在だった中学の同級生の加納灯里(宮崎優)がラスト驚愕のセリフを吐いたところで、背筋が寒くなった。2人とも榛村の獲物だったことが明かされる。邦画のサイコサスペンスとしてはかなりの上位にくる作品。でも、よくPG12でおさまったものだ。白石監督はやっぱり流石ですね。拘置所のガラス越しのシーンは斬新。森の中を逃げ回るシーンの撮り方も凄かった。白石監督の完全なホラー映画も今後期待したい。岩井志麻子さん演技良かったよ。あと、私の好きな音尾琢真の食べながら話す演技が最高峰でした。注目です。
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kazzさんのコメント
2022年6月14日
☝️なんか、中途半端なコメントでしたね。すみませんでした。
白石監督のバイオレンスって、局所責めが時々あるんですよね…だから目を覆っちゃう人が結構います。特に女性。