劇場公開日 2022年5月6日

  • 予告編を見る

「筆まめ2022」死刑にいたる病 HARU-2000さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5筆まめ2022

2022年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

元々サイコパスは常人の理解を越えているので、あれがリアルなのかどうか良く分からないのですが、あまり人に対する操作性や洞察力の深さに感嘆できる部分が感じられなかったのが残念。もっとグイグイと観客である私のことも追い詰めて欲しかった(笑)同じように私は被虐待の当事者ではないという点から分からないことも多いのですが、仕事柄虐待を扱うこともある身としては、自己肯定感をちょっと刺激してやれば簡単に操られてしまうような、そんな生易しい存在ではないよと反発を持って観ていました。「凄いじゃないか」「良くやったね」「本当の君は〇〇なんだね」なんて、芯喰ってない上っ面を撫でただけの言葉は簡単に彼・彼女らに見透かされますしね。そういった意味では最後まで岡田健史の演技に違和感も拭えませんでした。でも阿部サダヲの瞳孔の奥を覗きに行くだけでも充分に視聴価値はある映画でした。

HAL-9000
満塁本塁打さんのコメント
2022年5月8日

イイねありがとうございました😊。激しく同意です。薄っぺらな「人の操作」でした。こんな犯行今までも無いし、今後も絶対に無い違和感MAX作品でした。ありがとうございました😊。

満塁本塁打