「意外と社会派のスプラッター・ホラー」キラー・ジーンズ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
意外と社会派のスプラッター・ホラー
新商品発売の前夜、従業員のジェマは勝手に新製品のジーンズを穿いてトイレに向かうと下半身をジーンズに食われてしまった。その彼女を探しに行ったハンターも殺されてしまい、新入社員のリビがトイレに探しに行くが・・・
SSというロゴが象徴的なスーパーシェイパーズという新製品のジーンズ。もしかしたらナチス親衛隊を批判する何かが?と推理しながら観てたけど、そんな内容までは感じなかったかな。それよりもインドでの労働基準法(?)だとか未成年の雇用に関する法律(?)だとかが無視されて労働者からの搾取を扱っていた。綿を摘み取って機械に巻き込まれた13歳の少女。無残な死に方も過酷な労働によるものだと示唆している。
SNSのインフルエンサーを使って広告を打とうとしたCCCの店長だったが、販売開始時間も決まっているし、何よりも自分の昇進のことしか考えていないため警察にも連絡しない。そして、とうとう残虐な月曜日が始まった・・・
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