「質としてはB級だがつまらなくはない」BECKY ベッキー かずぼんさんの映画レビュー(感想・評価)
質としてはB級だがつまらなくはない
アナベル 資料人形の誕生に出演していたルールー・ウィルソンが主演という事で見てみました。
相変わらずかわいらしいですね。
さて、この映画は凶悪脱獄囚に父親を殺され、復讐に燃える13歳少女という設定なわけですが、子供の復讐劇と言えば過去にも色々ありましたね。
代表的なところで言えばキックアスでしょうか。あれは爽快感もあって面白かった。
しかしこちらは全体的に「浅い」感じが終始します。
全部見終わっても結局なんでこうなったのかよくわからないし色々と説明不足。
90分という短い映画の割に前半が特にに退屈で、話が面白くなるのは復讐劇になってからなんですが、なんか「そうはならんだろ」という雑なシーンが結構目に付く。
例えて言うならヴァイオレンス版ホームアローンって感じでしょうかね。
あっちはコメディだから笑って見過ごすんですが、こっちはシリアスなんでどうしても気になってしまいます。
アクションも特に派手さは無く、爽快感もそこまでではないという…。
まだあどけなさの残るルールー・ウィルソンが返り血を浴びながら復讐していくという「画」は悪くないですがね。
深く考えないで頭を空っぽにしてみる分には面白いと思います。
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