リスペクトのレビュー・感想・評価
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エンディングのご本人登場は圧巻
ラスト、本人が出てきて歌声を披露する映像が流れるんだけど、かなりのオバアちゃんにも関わらず、声量が半端ないのにはビックリ。
10歳にして歌声は既に30歳と言われてたけど、あの年齢であそこまで歌えるって、凄過ぎ。
ただ、この人の人生が、あんまりドラマチックに描かれてないんだよね。
子供の頃から衝撃的なことが起こってるんだけど、サラッと流されているのはなぜ?
その後の人生も山あり谷ありなのに、描き方が下手くそなので、主人公に感情移入がしにくい。
描き方によれば、もっとドラマチックで感動的な映画になったと思うんだけど、、、
論点のズレ。
天賦の才に恵まれ覇権国の思想と文化の嵐を図らずも煽動し且つ誰よりも翻弄されたダイナミックな生き様ゆえに当時の実録本人映像は胸に迫る。
ゆえに父や彼氏のモラハラDVが彼女を物語るに最善の論点とは思えず、そのズレが欠点に。
歌唱シーンはそりゃ巧いが、それ以外は想定内。
伝記映画だから、仕方ないが。
しばらくぶりに良いミュージカル映画が見れたと思っていましたが、題名からして仕方ないですが、やっばりただの伝記映画でした。新しい形のミュージカル映画だと思っていたのですが、つくづく、残念でした。
ドキュメンタリー『アメイジング・グレイス』を観た流れで鑑賞 ソウル...
ドキュメンタリー『アメイジング・グレイス』を観た流れで鑑賞
ソウルをたくさん聴けて良かった〜
流石はハドソン
アレサ本人からのご指名だけあって
歌も演技も外見も本人のイメージに合っていて
期待どおりだったと思う
スタジオで姉妹や他のミュージシャン達と
作曲、編曲、アレンジしていくシーンは観応えがあった
ここでアレサの才能が開花して
ソウルの女王になっていったのですね
『アメイジング・グレイス』は
素朴に何故教会でライブなの?
と思ったけれど
当時彼女がアルコール依存で苦しんでいたと知って納得
もう一度、『アメイジング・グレイス』を観たくなったし
アレサの曲もたくさん聴きたくなった
音楽がたっぷり聴けるのが素晴らしい! ドラマ中心になってしまうとど...
音楽がたっぷり聴けるのが素晴らしい!
ドラマ中心になってしまうとどうしてもフェードアウトやワンコーラスが多くなって
もっと曲が聴きたいのに!!!と思うことが多いのですが今回は大盛り肉マシ!大満腹。
公民権運動やオバマ大統領の応援などポリティカルなイメージ強めな人ですが、この時代からずっと、女性は誰かの所有物や所属物ではないのですよ〜!と大声で言い(歌い)続けてくれていたことに対して本当に改めてリスペクト!
映画を観たら絶対、アリィーサ・フランクリン
とP.バラカンさん風に言いたくなること間違いナシ‼︎
アレサ・オン・ステージ
確かにジェニファーにしかできない役柄でした。女王のステージを見事に再現した秀作。
少しアレサの暗の部分を強調し過ぎた感があり人種差別問題についての要素を入れ過ぎて全体の尺が間伸びしたのが残念でした。
とにかくジェニファーの熱唱に魅了され感動しました。
是非映画館で🎦
ボヘミアン・ラプソディとグリーンブックを足して二で割ったような映画
洋楽全く知らない俺にもソウルミュージックの素晴らしさを分からせてくれた凄い映画。
内容としてはボヘラプやロケットマンやジュディと似通った所もあるが、ただそれらと違って信仰心のおかげか彼女の心はもっと強い。
公民権運動に関しては強く関わってはいたし活動もしていたが、ただ彼女自身は産まれたときから上流階級で差別もされた描写も無いから、あまり響かなかった。
寧ろ父や夫の横暴に徐々に立ち向かっていく姿の方がより強く共感した。
社会の過ち、家族の過ち、そして自分自身の過ちを乗り越えながら輝かしい人生を勝ち取った女性のサクセスストーリーがこの映画の主題です。
ジェニファーにしかできない歌姫主人公。
歌姫アレサ・フランクリン。曲は知ってるけど人物像は全く知らなかった。父親が大きな教会の神父さん。俺が生まれた年にデビューしたんだ〜。ふ〜ん。
黒人で女性、当時の生きづらさがジンジン。そこに本人の心の虫。こりゃ大変だ。有名人でお金持ちでも。みんな幸せとは限らない。
彼女、本当に社会貢献に尽力してたんだ。彼女のお陰でアメリカの芸能人は政治的発言をするのが普通になったのかもね。
前半は知らない曲ばかりだったけど、売れ始めてからは知ってる曲ばかり。凄いよね。
ただ、個人的に響いた曲は、映画「ザ・コミットメンツ」で流れていた数曲。映画観ながら他の映画思い出しちゃってワクワク。主人公の歌うシーンの楽しさと、私生活の大変さのギャップが延々繰り返されます。ちょっと、またかよ〜!自分の人生観てるみたいだぞってか。
最後、ちょっと長かったかな。素敵なジェニファーの歌声も中盤までにして、ストーリーを進めて欲しかったわ。
宗教色や政治色をいろいろ絡めてはいるけれど…
あまりそれらを深追いしていないからアレサフランクリンのサラッとした半生を見せられた気がする。とはいえ、その信念はわかったしスター誕生のごとき波乱の人生も描かれているし、なんと言ってもジェニファーハドソンの歌を聴くだけでも充分満足できた。
ヒトを解き放つのは、歌なのか、ヒトなのか?
例えば、私が世界一の歌手ならば、誰にレッスン頼めばいい?。唯一無二のアレンジができるなら、誰にリスペクトしたらいい?。
自由に生きる者に、自由の意味は理解できない。抑圧されてこそ、自由の意味を知る。ただ、努力の末、他者より大きい自由を掴み獲ると、より大きな不自由が現れる。前人未到に踏み出す強さと、そこにたどり着いた者だけに訪れる恐怖。そんな皮肉と立ち向かい続けたからこそ、アレサ姐さんは、素敵なんですね。
構成が「ボヘミアン・ラプソディー」仕様なので、予備知識の無い私でもすんなり、ビターなスイート・ソウル・ミュージックが沁みてきました。なんだか嬉しい気分です。次回作は、ジャニス ジョップリンでお願いしたいなー。
ま、それはともかく、本作をご覧になった方、全員もれなく、ささやかなフリーダムとリスペクトが訪れますように…。
「キャデラック レコード」
私がアレサ姐さんの名を覚えたのは、仲井戸麗市の「今夜R&Bを」なのですが、本作にはこの曲で謳われるバンドマンが、次から次へと出て来ます。音楽業界の光と、影と、胡散臭さを詰め込んだら、こうなりました、みたいな映画ですが、楽しいですよ。で、観た後に「今夜R&Bを」聴いてね。できたら、ライブ版がおすすめです。
睡眠不足では無理です!
アカデミー賞っぽい作品ですね。黒人、女性歌手、カトリックと偉人作品にはつきものです。歌も人も素晴らしいのですが、ストーリー展開に一貫性が無く眠気に襲われました。残念です。
アレサ・フランクリンを本作で初めて知る。 アメリカで有名な歌手のよ...
アレサ・フランクリンを本作で初めて知る。
アメリカで有名な歌手のようだ。
だからか、何も知らない私からすると説明不足感は否めない。
主演のジェニファー・ハドソンも優れた歌手のようだ。彼女のことも私は知らないが、アレサ・フランクリンを演じるには絶大な歌唱力が必要だから、演じれる人は数少ない。
コンピュータAIが人の仕事を奪うと言うけれど、音楽に関しては犯されない領域だと確信した。彼女の歌声は感動を与える。コンピュータでいくら模倣しても人は感動しないだろう。
映画はまずアレサの幼い頃から始まる。だいたい30分くらいか。母が亡くなったらしく、家を飛びたしたアレサは家の前の大通りに出るまで3~4秒かかる。アメリカの住宅事情としては平均的なのか、彼女の家が裕福なのか、広い庭が羨ましい。
終始、美声が聴けるかと思っていたけれど、期待していたほどではなかった。
過去の再現なので街の風景や車が古い。力の入れ方が凄いなと感じた。また、モノクロ映像にしたりなど、どうやってるんだろうと思う映像は沢山あった。
アレサを知らない人にとっては、そこまで面白い映画ではないと思うが、アレサを知るきっかけになるので、鑑賞して損ではないと思う。
エンドロールの本物のアレサ映像での歌声は素晴らしかった。オバマ大統領の前で歌っている。かなり高齢になっているようだが、声量は衰えていないようだ。凄い歌手だ!
今週(11/5)迷ったら本作品かな。とても良い出来。
今年166本目(合計230本目)。
※ 「蒼穹のファフナー」も観ましたが(時間埋めのため)、この映画のレビューに需要はないと思うので飛ばします。とはいえ、なんばパークスシネマさん、9番シアターのトラブルで8分遅れは…。他の映画(結局、私はこの映画のレビューが該当する)に影響するのでちゃんとして欲しいです…。
さて、こちらの映画。実話をベースにしたドキュメンタリー映画になるのでしょうか。伝記映画ともいえますね。
他の方も書かれていますが、「音楽シーン」と「会話シーン」がほぼ交互に登場するような作りになっているので、「音楽映画」という見方も可能だとは思います(このご時世なので、映画館でも純粋な音楽コンサートもやっていますが、ものすごく高い…)。
よって、あることないこと書けない状況です。この点は考慮に入れています。
タイトルは「リスペクト」、つまり「尊重」です。「自分のことも尊重して」(=無視しないで)という意味のほか、この映画の背景にある、当時(1940~)の黒人差別問題が背景にあります(よって、公民権運動などの描写も登場します)。今でも(2020年~2021年)解決していない問題であり、「合理的な理由のない差別」は許されないものであり、先進国であるアメリカも「手本」を見せて欲しいところです。
※ 行政書士試験に限らず、憲法の学習では「合理的な理由のある区別」と「合理的な理由のない差別」は区別して学習します。「合理的な理由のある区別」は(程度問題にもよりますが)合法ですが、「合理的な理由のない差別」は、まぎれもなく人権侵害に外なりません。
本映画は伝記映画という見方も可能で、そのため、あることないこと書けない状況になっています。一部、不穏当な表現もありますが、それもごく最低限で、不愉快になるような表現はありません。また、本映画でも描かれているように、「貧乏白人」「裕福白人」という考え方は、やはり1940年~60年代にも存在していたことがうかがわれます(「アンテベラム」のレビューでも記述している通り)。
内容として、最低限の音楽に関する知識があれば有利かな…と思えますが(「3度下げる」などは、さすがにエレクトーン・ピアノなどを知っていないと、わからない)、とはいえ、「あれば有利かな」程度になっています。また、伝記映画という事情から、キリスト教文化も登場しますが(三位一体論や、聖霊に関することなど)、それも「知識があれば有利かな…」とは思えますが、なくてもついていけないことはないです。それよりも、当時、公民権運動が行われていたことなどのことが重要でしょう(ただ、これは中学歴史までで習うはず。それ以上のことは問われない)。
最後まで見ましたが、最後まで待たずに席を立つ人がとても多かったのは残念…。この映画は「最後の描写」までちゃんと見てこその映画だと思います。
繰り返しになりますが、「合理的理由のない、いわれのない差別」と「合理的理由のある区別」は別に考えるべきものであり、前者は絶対的に許されるものではありません。もちろん、日本やアメリカも、それを乗り越えて、今、乗り越えつつあるところですが、その2つを区別すること、そして、前者は絶対に許さないという姿勢、それこそが真に大切なことなのだろう…と思います。
本映画を通じて、少しでも、「いわれのなき差別を受ける人たち」がなくなれば…と思って気持ちがやみません。
採点にあたっては、下記が気になったものの、大きな傷ではないため、満点評価にしました。
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(減点0.2) 中盤あたりで「レコードは1回以上聴いたことがあるんだ」という字幕が出ます。その部分の音声は more then once です。しかし、more than は「その値を含まず、その値よりも大きい」ことを意味する表現です(「以上」ではない)。回数は整数の値を取りますから、この表現だと「2回以上」ということを意味します。
しかし、映画の趣旨を考えれば、「聴いたか聴いていないか」ではなく「1回きりではなく、2回3回と聴いたか」という点が論点になっていることは明らかで、この誤訳は映画の趣旨を考えると、単純な誤訳を超えてしまっています。
とはいえ、 more than の誤訳は飛びぬけて多いのが実情で(ほか、1月の「ミッションマンガル」でも登場している)、日本でいえば「ら抜き表現」に相当するほどであり、「理解を妨げられない限りにおいて問題なし」とするのがネイティブの立場で(「理解を妨げられない限り」に注意)、他のミスと違い、このミスはある程度類型化されて登場するものであり、ある程度知識があれば補えること、積極的な誤訳作出とはいいがたい点なども考慮しました。
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女王アレサの感動的なアンソロジー
これは女王アレサ・フランクリンの人生の序盤、正確には1972年、満30歳までを切り取ったアンソロジー。ジェニファー・ハドソンが大役を見事に演じきり、歌いきった。
アレサとの出会いは偶然にもこの作品のクライマックスとなる1972年、2枚組のライブアルバム「Amazing Grace」だった。
ファンを自称する自分だが知らないエピソードが一杯あった。父親は州で一番大きな教会の牧師で、立派な一軒家に住み、当時の黒人としては破格の生活だった。
週末のパーティーにはダイナ・ワシントン(メアリー・J・ブライジが‼︎)、アート・テイタム、デューク・エリントン、エラ・フィッツジェラルドなどレジェンド達が訪れた。幼少の頃から彼らの前で歌っていたんだねぇ。そう、幼いアレサに美空ひばりさんを思った。
一方で、両親の仲は悪く、母親は早くに家を出た。アレサ自身、幼い頃に訳もわからないまま妊娠し、出産していた。
とにかくレコード・デビュー前のことは知らないことだらけだった。
売れなかったコロンビア・レコード時代を軽くさらって、いよいよ最初のクライマックス、アトランティック・レコードへ移籍し、南部はアラバマのマッスル・ショールズへ。
クソ田舎、そしてそこにいたのは白人のミュージシャン達だったが、ここで奇跡のグルーヴが生まれた。奇跡が生まれる瞬間を目の当たりにして涙した。激しく感動した。
しかし、それからもいいことばかりじゃなかったみたい。男には恵まれず、酒に薬と。
「Amazing Grace」の公開録音をクライマックスに持ってきた訳だが、6月に公開されたこの時のドキュメンタリー映像があまりにも感動的だったので、今作での感動を薄めるという皮肉な結果となった。
エンドロールはアレサ自身のライブ映像‼︎
これは反則だった。
老いてなお女王。
涙が噴き出た😹
【アレサ・フランクリンが、若き頃取付かれた”闇”と、徐々に”光”を見出して行く姿を描いた作品。「ドリームガールズ」や「キャッツ」で披露したジェニファー・ハドソンの圧巻の歌声にも脱帽です。】
ー 最近、「アメイジング・グレイス」を鑑賞したばかりであったので、今作もジェニファー・ハドソンが、数々のアレサ・フランクリンの名曲を謳いあげる映画なのかな・・、と映画館に足を運んだら、若きアレサ・フランクリンが取付かれた数々の闇や、心の迷い(映画では“虫”と表現されている・・)を自ら克服する姿を描いた映画であった。ー
◆感想
・幼きアレサ(リーと皆から、呼ばれている)の両親は離婚していて、アレサは大好きな母とではなく、厳格な牧師の父(フォレスト・ウィテカー)の立派な家で姉妹たちと住んでいる。
ー 尊敬する父から言われ、教会で歌うアレサ。彼女が男性の束縛の下、生きていく事を暗示しているシーンでもある。ー
・大好きな母バーバラを突然失うアレサ。
そして、成人したアレサは”自分をコントロールしようとする”父への不満もあったのか、恋人テッド(マーロン・ウェイアンズ)と出奔し、何時の間にやら、子供までいる。
ー この辺りの描き方が、大変粗い・・。もう少し、キチンと描いて欲しかったなあ・・。ー
・父をマネージャーにデビューするものの、ヒットに恵まれないアレサ。
父と対立するテッドをマネージャーにした途端、大ヒットを連発。女王の名を手にするが、結婚したテッドの態度は徐々に父の様に、威圧的になって来る。
ー 悩むアレサは、アルコール依存になり・・。遂には、ステージで泥酔し・・。
どん底に陥ったアレサを救ったのは、亡き母だった。母バーバラが、彼女に歌って聞かせた「アメージング・グレース」のシーンは、良かったなあ・・。ー
・アレサはついにテッドとの離別と自立する事を決意する。
ー ステージ上で、テッドに向けて歌ったとしか思えない、「Think」を、謳いあげるアレサ。その歌声を聞いて、静かに去るテッド。ー
<”私を束縛せずに、自由にして!”
そして、全ての人がお互いの立場を認め、尊敬しあう社会を作るために、歌い続けたアレサ・フランクリン。
若き頃は、公民権運動に協力し、その後も様々な活動を行い、70歳までチケットがソールドアウトになる程の地位を築き上げた、アレサ・フランクリン。
そんな彼女の、若き頃に取付かれた”闇”を、自らの力と姉妹や新しい友人たちと共に、見事に克服して行く姿を描いた作品である。>
突出した才能を目の当たりにすると人間は・・・
オープニングで年代を見て頭に浮かんだのは「グリーンブック」そしてアレサ・フランクリンの歌声(才能)で頭に浮かんだのは「ボヘミアン・ラプソディ」、結局エンディングまでスクリーンと2つの作品がないまぜになったままでした。
グリーンブックが終了したのが1966年で1968年にアレサ・フランクリンがMSGのステージに上ったことを考えるとものすごい快挙だと思うので、突出した才能は差別の意識など簡単にねじ伏せてしまうパワーを持つのだと感じました。
そしてその才能の周囲にいる人間は欲に溺れると言うか、自分ができていると思い違いをさせてしまうものなのかと辛くなりました。
(アレサ・フランクリンもフレディ・マーキュリーも才能が故の葛藤があり、そこと周囲のズレが悪い方に転がってしまったのではないかと)
とはいえエンドロールで流れる本人の歌唱シーンは圧巻そのもの!何故そこで席を立つ人がいるのか?
あと、作品には直接関係しませんがキング牧師殺害後、1970年代に入るとストレートに矯正していた髪型がアフロになり、服装もガラリと変わる所や、70年代前半くらいまでがザ・アメ車!といった感じで車も素敵でした。
なんか聴いた事ある!
あまり洋楽を聴かない自分にとってアレサ・フランクリンという名前に聞き馴染みなく、正直序盤は実在の人物かどうかも分からないまま観ていましたが、彼女が成功をおさめ始めてからの曲は何曲か聴いたことある!という歌が多かったです。スカッとジャパンのBGMとかね。
エンドロール前のその後の説明(これ出るとあ、もう終わるんだなってわかりますよね)でどこぞのロック歌手の重鎮がアレサ・フランクリンがロックの殿堂は違うだろ、とへそを曲げたという話を思い出しました。
内容は史実だから仕方ないのですが異性問題と酒で挫折はテンプレートのようで、それに面倒な父親がオリジナル要素という感じでした。
もっとも、三十代まで(結構映画中盤でまだ25歳だったのには震えました)の中での栄光と挫折だったので、2019年までの長いターンで考えると挫折の時期は一瞬とも言えるので映画的にカットしたのかと思うとそれはそれで切ないですね。
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