「ツチヤも辛いだろうが、見るコチラもメチャ辛い‼️」笑いのカイブツ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
ツチヤも辛いだろうが、見るコチラもメチャ辛い‼️
正直言って面白かったのは、
ラストのベーコンズの漫才シーンの7分だけ。
ここは笑った、面白かった。
でも構成のところには、氏家と下にツチヤタカユキの名前。
氏家は先輩作家さんだよね。
ちょっと複雑な気持ちになる。
ツチヤの七転八倒をひたすら見せられる映画。
やや拷問に近く、「笑い」からは程遠い内容でした。
辛かったです。
笑いの台本、大喜利ネタを一日24時間中、48時間苦悩して
考えている若者=ツチヤタカユキ。
15歳から5年もラジオの大喜利コーナーに大量にハガキを
出し続けて、ついた名前が
《伝説のハガキ職人〉
とにかく笑い以外に脇目をふらない。
他には何もしない・・・こんなんで良いわけがない。
病んでるようで不気味だ。
ツチヤ役の岡山天音は命懸けの熱演でした。
カイブツの片鱗はみえたかも。
投稿ハガキを
選考するベーコンズの西寺(仲野太賀)が、ひたすら暖かい人で、
仲野太賀が存在しなければ、長時間の鑑賞はキツかったですね。
幼なじみのピンク(菅田将暉)も出ていたけれど特に印象には
残らない。
松本穂香も特に恋人ってわけではない。
ショッピングモールのフードコートの売り子さん。
お笑い作家は、こんな狂気をもつほど自分を追い込むとしたら、
大変な仕事ですね。
吉本芸人の世界を少しだけ覗ける映画でした。
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