「人間関係不得意」笑いのカイブツ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
人間関係不得意
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タイトルからグランプリでも取ったお笑い芸人のブラック・コメディかと思ったらお笑いのネタ作りの作家の卵の苦労話、笑いで受けるってそりゃー、人それぞれだから簡単な話じゃないことはわかりますが、何を言いたい映画か一度観ただけでは分からないので2度見ましたが、分かりませんでした。個人的には菅田将暉さんのファンなので落ち込むツチヤを励ます友人役は良かったけれど出番が少ないし、なんで前科者にする必要があったのか疑問でした。ツチヤさんのお笑いネタが披露されるのはこま切れで、最後になってベーコンズの刑事ものの漫才がやっと観れましたが、受けたのはバッファリンのところくらいでした、カイブツというほど凄い作家には思えませんでした。
解説を読んだら主人公のツチヤは実在の人物で自伝が原作、15歳の頃から様々なテレビ、ラジオ番組に大喜利を投稿していた著名なハガキ職人。そうか、笑いづくりで悩んでいるのではなく芸人たちとの人間関係が苦手だったんですね、実話ならつまらない話でも仕方ありませんね、納得。
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