「「おもんなっ!」」笑いのカイブツ 大吉さんの映画レビュー(感想・評価)
「おもんなっ!」
こんなやつ身近におったらかなわんけど、ツチヤタカユキいう人には、おかんだけでのうて、ええ理解者がおってんな。
岡山天音と仲野太賀はもちろん良かったけど、何よりも関西出身の菅田将暉と松本穂香が水を得た魚のように、ワルやけどええやつと頭弱いけど天使のような女の子を、見事に演じてた。
3人の居酒屋のシーンだけでも観る価値あり。
菅田将暉が演じたピンクが主人公でスピンオフ作ってほしいと思うほど魅力的。
Q「 」 A「絶望」。
Qは、人間関係不得意、か。
修学旅行にも卒業式にも、成人式にも行ってないやつは、修学旅行や卒業式や成人式あるある書けやんやろ。
って思ってしまう。
今の時代、自分が幸せでないと他人を笑わせる(喜ばせる)ことはできないのかな。
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NOBUさんのコメント
2024年1月26日
今晩は。
コメント有難うございます。
仰る通り、ラスト彼が一度川に飛び込んだ後に”一度、死んだわ”と言って昔ネタを書いていた机に座り、猛然と描き出す姿は、私の好きな”喪失と再生”と合っていて、好きでしたね。
岡山天音さんって、サブキャラとしては存在感があるのに今一つスポットライトが当たらないなあ、(今作後、公開された「ある閉ざされた雪の山荘で」でも、曰く有り気な役でしたが、特に彼の立ち位置が強調されたわけではなかった・・。)と思っていたら、今作。
重ねて書きますが、個人的に好きな作品でした。何かにがむしゃらに取り組む人って、尊崇の念を抱くし好きなんです。では。