「…年始早々ほんとに。(改)」笑いのカイブツ またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
…年始早々ほんとに。(改)
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挨拶もろくにできないコミュ症じゃないと100点の笑い職人になれない世界なんだとするなら俺は60点のやつのゆるいのでいいわ。一人で自分が正義と思うことだけを主張し、知らず知らず周りの人に甘えに甘え、まあ本人はいい人に見つけられて形になったから話になってるけど。片岡礼子様には罪はないが母親が甘やかせすぎたといわれても仕方がない。
役者として岡山天音が頑張っているのはわかるけど役どころが嫌すぎて菅田将暉や仲野太賀に見せ場を与えている。
ここから追記。ネタハガキという媒体を通じていたから大喜利やベーコンズに面白さを評価してもらえたのだが、学校や会社といった対面の交流をベースとした社会では奴の面白いものを書く能力や努力を惜しまない性分を見つけて生活の不器用さを飲み込んで付き合っていくのは困難だろう。ベーコンズが奴を認めるのは分かるし、自身にないものを持つ奇人としてピンクやミカコが奴を気にするのもわからなくは無い。星一個増やしとこ。
ただジョーカーなども含めてこの種の主人公が生理的に受け付けられず後半は特にキツかった。なぜこの題材を笑いに昇華して見せてくれず愚直に描いてしまったのか。ラストの再起動、キッカケが良くわからない。
更に追記 漫才指導で令和ロマンがクレジットされてた。
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