「可もなく不可もなくって感じ?」キャンディマン ニンフィア好きさんの映画レビュー(感想・評価)
可もなく不可もなくって感じ?
最初キャンディマンって聞いて、殺人鬼でなんでキャンディなんだろうって思ったら、単純にアメくれるからなんですね。アメリカでは有名な都市伝説らしいですが、アメリカってこういう都市伝説を基にした映画がよく出てますよね。まあ、映画としてはB級とまでは言わないけど、高く評価しがいのある見どころが溢れた作品でもなく、かといって別にケチつけるほどつまらないわけでもなく、それなりにはよく仕立て上げられた話ではあったと思います。
スラッシャーホラーの1作ということで、まあまあグロデスクではありました。後半になるほどきついシーンが多くなりましたかね。映画ではよくある陰惨な殺し方だなっていう印象です。ただもうちょっとキャンディマンそのものの出番を増やしても良かったですね。鏡から出てきて呼び出した人を殺すのも、殺害のシーンがあるのは良いとして、キャンディマン自体をもっと全面的に見たかったです。ジェイソンとかもっとドカーンって出てこなかったっけ?笑
ストーリーも、ホラー色はあんまりなく、どちらかといえばサスペンススリラーでしたね。一応殺人鬼の話なのでホラーではあるでしょうけど。前半の淡々とした進み具合がキャンディマンによる最初の犠牲者が出た中盤からは速くなって、次はいつキャンディマンが呼ばれるだろうっていうちょっとしたドキドキを味わえたのは素直に良かったと思います。
正直星3か3.5にするか迷ったけど、特別残念な映画ってわけではないと思うので、この映画の製作に関わった方々への敬意も込めて3.5としました。
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