「キャンディマンの思い出」キャンディマン きのこさんの映画レビュー(感想・評価)
キャンディマンの思い出
差別に敏感な黒人青年の画家が都市伝説キャンディマンを題材に絵を描くうちに魅入られていくお話
個人的にはジェイソン、フレディ、レザーフェイス、マイケルマイヤーズと並ぶホラー界のレジェンド怪人
久しぶりの新作映画に少し胸が躍る私♪
そこかしこにキャンディマンは都市伝説ではない!実話だ!キャンディマンは差別から生まれたんだぁといったエピソードを挟みながら進行
鏡の前でキャンディマンの名前を5回目唱えると彼は現れるとかで彼の名前が連呼され続けます
面白いなと思ったのは一人一人キャンディマンの発音が違うこと。個人的には尻上がりにアクセントが上がる一作目で出てきた奴が好み。
残念ながら本作では好みの発音はでませんでした(笑)
死語となりつつあるスプラッター映画としては鉤爪でザックザックやるのかなと思いましたがなんとなく品のいい感じの残虐度
正統派のホラー映画な感じでしっかりビビりながら楽しませていただきました
しかしながら…
キャンディマン自体が差別から生まれた怪人なので多少は説教くさい話になるだろうと思いながら観てましたが思った以上に差別の話題が出ていました。いまでも時々話題になりますが根の深い問題だなと感じております
余計な一言
キャンディマンには思い出がありまして…
学生時代に友人とビデオで観た後に車でお出かけしたのですが私がキャンディマンと4回唱えた後、友人が5回目を言ったのです。ちょいビビる私に『鏡ないから大丈夫だ』と友人が言った直後にバックミラーに気づき思わず大爆笑
超くだらない事でもあの頃はなんでも笑えたなぁ…
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