「【虐げられてきた歴史】」キャンディマン ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【虐げられてきた歴史】
エンドロールが終わってからの、サブタイトルで、この作品の本当の意図は判るようになっています。
最後まで席を立ってはいけませんよ。
ところで、”やめなさい”と言われると、かえってやりたくなる現象を俗に「カリギュラ効果(現象)」と言うらしい。「心理学的リアクタンス」という用語もあるらしいが、正式な心理学用語かは知りません。
団塊の世代の人たちが、人の言うことを聞かない傾向が高いことを指して、皮肉まじりに、「団塊の世代の自我」と表現したのを見たことがありますが、まあ、言い得て妙というか、笑ってしまった。
前置きが長くなりましたが、この作品には、こうした場面がけっこう出てきます。
そして、殺られます……。
分かってると思いますけど……。
さて、物語の背景は、奴隷がオリジンの黒人に対する過酷な差別です。それが、今になっても続いているということを、このホラーの物語にしたのです。
でも、やっぱり、血が流れるのは苦手です。
そして、ユニバーサルのイントロムービーのロゴや文字は、鏡に映した反転した、所謂、鏡文字になっています。ハッピーデスデーの、ループ・イントロムービーを思い出しました。
ところで、レビューの初めに、エンドロールの終わりについて、最後にイントロムービーについて書いたのは、反転させてみたつもりです。
お分かりいただけましたか?
ダメですよ。5回唱えちゃ!
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