翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめてのレビュー・感想・評価
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本格的に日本埼玉化が進行し始めていました
待ちに待ったと言っても良い、続作の公開。昨年から今年にかけて、『トップガン』や『インディ・ジョーンズ』、『ジュラシック・ワールド』に『ミッション・インポッシブル』など名だたるタイトルの続編が公開されましたが、本作もそれらに負けず劣らずその公開が待ち焦がれられていた続編ではないでしょうか?
本作の良いところは何よりその潔さ。ディスられることを良しとし、それをネタとして強みにしてしまうのは芸人さんのパフォーマンスと質を同じくして、とても笑わせてもらえます。ここで印象付けられた埼玉の個性は原作や映画だけでなく、今や実際の自治にも波及し、さらに埼玉の強力な武器となっているようです。そして本作ではサブタイトルからも明らかな通り、舞台が近畿地方にまで波及。確実に「日本埼玉化計画」が実行されているようです。
横浜と神戸の港町抗争のくだりや滋賀のゲジゲジナンバーなど、全編があるあるネタを濃縮して展開されるので、それぞれのシーンが全て濃ゆーく描かれておりお腹いっぱいになるところもありますが、それもまた観客の期待するところ。「茶番」と自称してしまうあたりの潔さにはもはや気持ちよさを感じます。
そして役者陣が豪華なのも特筆点。既に多くの芸能人がなんらかの形で本作に出たいと思う(Marvelの)ようなシリーズと進化しているのでしょう。また今回も曲の使い方が見事。特にクレジット前のラストではオペラ『カヴァレリア・ルス』の間奏曲が。邦題は『田舎の騎士道』ということで、思わずニンマリしてしまう挿入曲でした。
あと、巷で話題になっている「滋賀県の歌。」。こちらが本作にも使われるのかと期待しましたが、そうはならなかったのはちょっと残念。
いずれしても第2作のジンクスなどはなく、しっかり楽しみました。いずれ「世界埼玉化計画」を狙ってくるのでしょう。
1を越える面白さ!そして衝撃の真実…
全力でバカな映画
タイトル通りバカすぎる。いい意味です。
笑えるところは笑えるけど、寒いところは寒い、特に大阪のノリとか僕にはわからなかったです。
僕は学生時代関西で、今関東に住んでるので、本作の笑いどころなんとなく理解できますが、全く違う地方の方が観て面白いと思うのか。気になりました。藤原紀香さんと片岡愛之助さんのくだりが1番面白かったな。
もう安定ですね。
ディスって、愛して‥。
ディスって‥愛して‥。
頭からっぽにして観れる作品でした。
ひとつ思うのは、故郷への愛着って人々の心に根強くあるのだろうな‥ということ。
だからこそ、このような作品が受け入れられていくのだと。
埼玉県の細かいところを拾って物語を紡いでいく様はもはや一芸。「上手いなぁ」と感心すらしてしまいます。こんな視点で自分の住む街や都道府県を見てみると面白いかも!
キャラクターもひとりひとりが個性的でしたが、今作でのピカイチは杏さんだったと思います。役がハマっていて、美しさが溢れていました。「キングダム 運命の炎」の杏さんもとても良かったですよね。楽しませてもらいました☆
エンドロールも楽しかったです。はなわにミルクボーイ。最後まで笑いを忘れないところが素晴らしかったです。
僕はMOVIX三郷で観ました。さすが埼玉県!劇場も盛り上がってました!
関西の人はどう見たの?
続編が正編のデキを超えるというのは、ほとんど例がないだろう。
結論からいうと、本作もその通りである。
決してデキが悪いわけではないが、4年前の正編に比べるとかなり見劣りがする。
今回は、大阪-滋賀、そして周辺の京都、神戸などを引き合いに出してきて、前作とは違う設定にしている。
しかし、それが成功しているのかどうか。関西で生活した経験がない自分には、イマイチインパクトに欠ける描写が多かった。
関西の人たちが、本作を見て大いに笑い、あるある感を持って映画を見てもらい、周辺の人にも「あの映画、笑えんで」と薦める域に行ったいるだろうか。
僕はそうは感じない。前作のデキがずっとよかった、ということだ。
ほとんど、前作と同じ設定、キャストでありながら、何が弱かったのか。
物語の舞台を全国大阪化をねらうという片岡愛之助演じる大阪府知事を軸に据えたのは決して悪くはない。
もう一回、埼玉VS東京、その他の関東の県という対立軸で映画化するのは無理があるから、それはそれでいいが。
前作のすべてを言い尽くす「埼玉県民は草でも食っていろ!」を超える、滋賀県を腐すようなフレーズ、象徴的な事象が本作にあっただろうか。自動車のナンバープレートを見て、「ゲジゲジと言われている」とかでは、滋賀県民の屈辱があまり見えてこないのだ。
評者は関西での生活経験がないものの、大阪とそれ以外の関西各地の関係性、空気感がわからないでもない。それを、他地域に住む人間にも笑える形で再現できているかもしれない。
しかし、見る側からすれば、それがイマイチ弱い。今の時世に合わせて、いろいろ忖度している感じがぬぐえない。
本作を見た後に、配信されている前作を見たが、ぜんぜん向こうのほうがいい。「ネズミーランド」なんて遠回しの言い方でなく、ディズニーランドとはっきり言っているではないか。
キャストその他に難があるわけではない。前作の主要キャストである伊勢谷友介を、執行猶予中でも、本作に起用すればよかったのである。
それくらいの、毒を入れ込まないと、この映画は成り立たないのだ。
そうしたキャスティングを含めても、全般に腰が引けているのだ。
前作の滅茶苦茶な弾けっぷりには到底及ばない。
それなりに金をかけて、スペクタクル巨編にもしているだけに、知恵を絞り足りていないのが残念だ。
滋賀を舞台にした関係で杏がメーンキャストにならざるを得なかったのだろうが、やはり二階堂ふみをメーンにしたほうがよかった。
川崎マヨネーズ
もともときっちりまとめる気もないんだろうが話はとっ散らかっている。それでもその場その場で楽しませてくれる、これも娯楽映画の醍醐味。
前半の杏とガクトの接近はマジエロい。そして片岡愛之助に藤原紀香は想像通り笑わせてくれるが、川崎麻世の京都府長が(先入観の裏返しではあるが)最高。堀田真由がもう一つ大きく弾けてくれたら良かった。
小ネタとしては武蔵野線周りも多摩地区民として笑えた。あと通天閣が日立と明記したまま発進したのも想像を超えて良かった。
本気でバカをやっている素晴らしさ
役者さん全員本気でバカみたいなこのシナリオに取り組んでいるところは本当にすごいと思います。役者魂ってこういうことを言うのかなと。
反面、脚本の方はというとやはり二匹目のドジョウな感じが否めず…。
私としては一作目の方が面白かったです。
関東だけではネタ切れになるだろうと関西に進出したのは面白い着眼点だとは思いましたが、ギャグ部分が正直微妙だったなと。あるあるネタといえばあるあるネタでわからないネタも特になかったんですが余り響きませんでした。
脚本は微妙でしたけど、あんまり触れてる人がいない(様に見える)凄い点として、CGかなり凄くないですか、この作品。某怪獣映画のCGが絶賛されていますが、これもそれにヒケを取らないレベルのCGだった様に思います。
ヒットしたとしてももう三作目は流石にやんなくていいと思います。
内輪ネタ地元ネタだってことが大前提
内輪ネタと地元ネタしかないし、知らなきゃポカンってなるから、かなり人を選ぶと思います
映画的な笑いはほぼないので、ナポレオンの方がまだ笑ってしまうシーンが多かったくらい
映画全体を見ると「ネタ」を有名映画のサンプリングでツギハギし、映画風にしているコント番組という感じなので、映画を見慣れない人の方が合うかもしれません。
今回は埼玉県、滋賀県、和歌山県、千葉県、大阪府、京都府、兵庫県あたりが主なネタ産地
一点だけ苦言?
阪神球場は兵庫県にあるのだけど大阪にあるような流れがちと気になります。「埼玉」から観たら、阪神球場は大阪にあると勘違いしてるのではないか、と劇中で誰かが突っ込んで欲しかったなぁ。
甲子園は大阪じゃないです!!兵庫県にある!
全体的には、本当に面白いですし、確かにパクリまくりですし…関西ネタが豊富で、関西人としては笑うツボ満載でした!
が、甲子園は大阪にはあらず。兵庫県西宮市にあります。劇中一言でも『嫁の出身地なんやー』とかでもセリフがあれば納得でしたが、『まさか、まさか?このまま大阪設定でいくのか?』と思ったら、まさか でした。
映画上の設定なのか、どうか、分かりませんけれど、なんか西宮市民としては…残念に思いました。
笑いが客席から余り上がらず
くだらなすぎて面白い
1より面白かった。
当方千葉生まれ東京育ち。千葉に郷土愛はあるものの都民を語りたい田舎者〜笑
当然千葉県民としては東京様はもとより、神奈川もなんだか偉そうにしてるの横目に、埼玉と何かと対抗意識が笑
祖母は大阪出身なので関西にも縁があるため下らなさを楽しく観られました。
なーーんも考えんと楽しめる娯楽映画。
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