「今度は関西で蔑む」翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
今度は関西で蔑む
総合:75点 ( ストーリー:60点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:75点 )
今度は関西編で、都会が周辺県を蔑む。ウィキペディアに掲載されている制作の裏話を読むと、いかに各県民に支持をもらえるかを考えながら作られていて、その考察の過程も面白かった。埼玉と滋賀の県知事にも謝罪をする催しもしていて、かなり気を使っているようだ。批判が出ていないようなのは安心する。
内容としては前回と同じようなものだが、金はかかっているようだし次から次へ出来事が起きて、そこに周辺の県を滑稽に蔑む表現があり、退屈する間が無かった。どこか他の映画で聞いたような感じもあり独自性は薄いが、やたらと音楽が質感が高かったのも良かった。
自分は前作の関東編にも負けない内容だと思ったが、今回は舞台から外れた関東圏の人口の多さのせいか、興行収入としては下がってしまったようで残念だ。何とか頑張って次回作として九州編でも作って欲しい。
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