劇場公開日 2023年11月23日

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「唯一GACKT関西人化の演技を評価」翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5唯一GACKT関西人化の演技を評価

2023年12月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

鉄板、と思い込んでいたのだがほとんど楽しめなくて観たことを悔いた。仮にも日本アカデミー賞監督である。「壮大な茶番」というのが謙遜でなくそのまんま無駄遣いし放題の大駄作になってしまったのだから騙されて見に来る封切りの興行成績は良くても前作の37.6億をしのぐことはまずないであろう。前作は根底に愛(深い理解)があって埼玉をディスる原作の良さがチバ出身の武内監督によって世界が広がり傑作となったが、今作は前回の成功の上に胡坐をかいて作っており、和歌山への出航にしてもGACKTと杏の白浜から滋賀への道行にしてもあまりの「手抜き」に辟易させられる。意味のないセットやCGに金を掛けるばかりで愛が無くケンミンショー的な小ネタのつぎはぎで映画になっていないのだ。少なくとも関西人はこんな下手なコメディーでは笑えません。

たあちゃん