「究極の娯楽作品あっぱれ!!」翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
究極の娯楽作品あっぱれ!!
見終わったらちょっぴり涙が流れるほど感動していたのはなぜでしょうか?観る人を感動させようという制作者たちの熱い思いが伝わってきたからでしょうか?お笑い芸人がたくさん出ているだけあって、面白さは半端なかったです。最初、画面の中にファッションセンターしまむらや山田うどんが出てくるとまさに埼玉だ!と言いたくなってしまいます。ストーリー作りについては、あるいは時代設定については、江戸時代なのか、明治時代なのか、戦争時代なのか、好き勝手に変えていきますが、すんなりと違和感なく観れるのは評価が高かった前作の賜物でしょう。今回は近未来の電子機器まで出てきますから自由奔放としか思えません。この映画のホシは杏さんの一択です。ガクトもすごいですが、杏さんのジャンヌダルクのような演説があるかと思えば、めちゃくちゃ可愛いのに妖艶さもあってやられました。エロチックすぎるのです。まあそれもご愛嬌かとは思いますが。あと埼玉にはタワーがないという自虐が入りましたが、なんと行田タワーがありました。それにはびっくりです。ちゃんと50メートルの高さがありました。これが迎撃ミサイルになるのですから笑えて仕方がありません。今回ガクトは埼玉と滋賀のハイブリット人間として大活躍しますが、滋賀の自虐ネタも皆さん是非堪能してほしいです。後いくつか見どころ。姫は天童よしみでした。最後の歌はやっぱり塙が締めました。さらに武蔵野線は、埼玉県人がディズニーランドに行くために作ったという件も抱腹絶倒です。
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