「【”翔んで埼玉&大阪&滋賀&京都バージョン”おバカ映画もここまで突き詰めると、思わず笑ってしまう作品。片岡愛之助さんの悪辣な大阪府知事と神戸市長を演じた藤原紀香さんの姿も面白き作品。知らんけど。】」翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”翔んで埼玉&大阪&滋賀&京都バージョン”おバカ映画もここまで突き詰めると、思わず笑ってしまう作品。片岡愛之助さんの悪辣な大阪府知事と神戸市長を演じた藤原紀香さんの姿も面白き作品。知らんけど。】
ー 冒頭から、前作同様舞踏する人たちの中、魔夜峰央先生がグラサンを掛けてニヤッと笑う所から物語は始まる。(全作では、確かご婦人と踊っていた筈。)-
■前作では、麻実麗(GACKT)と壇ノ浦百美役(二階堂ふみ)が最初は埼玉県民に”そこら辺の草でも食わせとけ!”と言いながら麻実麗の生い立ちが分かり、率いる事になった埼玉解放戦線の活躍によって埼玉県民は自由と平和を手に入れた。
今作では、”更に埼玉に海を作る!”と訳の分からない事を言い始めた麻実麗が”未開の地”和歌山の白浜温泉に飛ぶところから、物語は始まる。-
◆感想<思わず、笑ってしまった所。>
・麻実麗が白浜に行った時に現れた滋賀解放戦線のリーダー、桔梗(杏)との出会い。
ー どーも、この二人が共演するシーンがミュージカルにしか見えない。クスクス。-
・そして、2人が奈良(相当、弄られている。)を通って滋賀に到着するが、桔梗が大阪府知事(片岡愛之助)からある約束をされ、麻実麗は拘束される。そして、大阪府知事の裏切り。だが、大阪府知事はそれを一笑に付す。
ー 今作の、影の主演は片岡愛之助さんであると確信する。派手派手な金の衣装と悪い笑い。
そして妻である神戸市長(藤原紀香)が京都市長(川崎麻世)とイチャイチャしていても歯牙にも掛けない姿。-
■前作でも描かれた、出生有名県民比べショー。
・大阪府知事率いる大阪は、菅田将暉をドドーンと大きく上げる中、更に神戸出身の戸田恵梨香と北川景子をドドーンと上げる。
桔梗は、それに対し西川貴教を上げるも押されるが、ドドーンと打ち上げた藤原紀香の大旗(現在&お若き時の姿)。(実際には藤原さんは滋賀ではありません・・。)
崩れ落ちる藤原紀香が演じる神戸市長。
ー 脳内、爆笑シーンであったよ。-
だが、大阪府知事はたじろぐ事無く”こんな、女なんですよ。知った上で結婚したんだ。”大丈夫か!愛之助夫妻!”何て事は思わず、仲が良くって良い事です。ご夫婦、初共演作ではないかな。-
・そして、大阪府知事が、全国に”白い粉”(粉もんだろ!)を拡散させるべく、打ち上げたナント通天閣。
ー それに対し、一つも塔がない筈の埼玉に在った人知れずの田圃の中に立つ【行田タワー】を対空ロケットとして打ち上げるシーン。
無茶苦茶可笑しい。手旗信号って、今使える人っているのかな。-
<イヤー、魔夜峰央先生の原作漫画には無かったオリジナル脚本で、おバカすぎる作品なのに、劇中時々、噴き出してしまった作品。
個人的には、桔梗が言った”そんな事だから、三重がいつの間にか東海になっているんだ!”(東海圏あるある。)とか、祇園で接客する京都人の女将(山村紅葉)のイケずな京都人の建前と本音の姿とか笑えたなあ。
そして、囚われていた滋賀の美しき姫が、前大阪府知事(モモコ)の念がこもった水晶玉を壊した時に現れた元美しき姫(天童よしみ)のギャップ(ホント、スイマセン・・。)
今作は、「テルマエ・ロマエ」を実写化し、大ヒットさせ、前作の「翔んで埼玉」もヒットさせた竹内英樹監督の手腕が遺憾なく発揮された作品でもある。>
あ!
もしかして、どなたかと「何か」あったのですね。
幸か不幸かまったく気付かずなんだかごめんなさい。
元気を出して年に一度の「映画の日」を楽しんで下さいね。
レビュー楽しみにしています。
あら、まぁ!
電子の海に消えし最初のリプも拝読したかったですー。
いつもなら割とすぐに気付くのに、夕べは寝てしまっておりました。残念だなぁ。
でもプラベだだ漏れでは仕方ありませんね。NOBUさんのプライバシー保護が優先です。
三重が東海に逃げ出した下りは笑いましたねーw
新名神から伊勢湾岸に入ると思いの外、三重エリアを通過しているのだなぁと改めて思います。
ご当地ならではの笑いも相変わらず健在な本作。
シリーズ化希望ですw
日本各地や時には海外の他国ネタも見てみたいと思っています。
こんにちは。
私も片岡さん、藤原さんご夫婦が、いくら芝居といえ、大丈夫なのかと心配してしまいました。
個人的には、前作同様、二階堂ふみさんのぶっ壊れ度が最高に楽しめました。
こんばんは~。
共感ありがとうございます。
前作は奥様と踊っていましたね。
エンドロールに息子さんの名前があったので、
オープニングの白鳥の湖は息子さんもいたのかな
と思います。
武内監督素晴らしいですね。