翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめてのレビュー・感想・評価
全452件中、1~20件目を表示
奈良の存在感が薄い
一発ギャグ的な作品だと思うが、勇敢(?)にも続編を制作してきた。今度は関西地方、主に滋賀県を舞台にしている。関東地方民にとって関西の自虐ネタは馴染みがないので結構新鮮に観れた。車のナンバープレートがゲジゲジと呼ばれているのは初めて知った。内容は大阪が全国制服を目論んでいて、滋賀県は虐げられている。ガクト演じる麻実麗が関西上陸して、「滋賀のオスカル」とともに滋賀を開放するというものである。杏さんの男装が素敵。
今回の悪役は大阪だ。やはりこういう時は一番大きい大都市が悪役になるのだな。片岡愛之助演じる大阪府知事はいかにも、「大阪のあくどいおっちゃん」感がでていてすごい。藤原紀香も共演しているのもまたすごい。しかも、両親が和歌山県出身だから和歌山産みたいな扱いをされている。
滋賀だけでなく関西地方をそれぞれディスっているのだが、奈良の存在感が薄い。被害を免れたというべきか、無視されたというべきか。
全体的にお気楽なノリであるのは前作から変わらないが、なんだかんだ郷土愛とは何かを考えさせてくれる面もあって、観終わった後は自分の地元の良い部分とダメな部分探してみようかな、みたいな気分になる。
しかし、こういうご当地ネタはやはり地元では、おおいに盛り上がるようで関西地方の興行が好調のようだ。映画興行はどうしても東京が中心になりがちだが、全国津々浦々で映画が楽しまれてほしいので、たまにこういう作品があるのはいいかもしれない。
“福岡vs.佐賀”の第3作をぜひ観たい
本作については当サイトの新作映画評論枠に寄稿したので、ここでは補足的なことを記しておきたい。
新作評では「男性の百美役に二階堂を配したBL要素緩和策を反復し、滋賀解放戦線を率いる桔梗魁を杏が演じている」と書いた。宣伝や事前情報では前作に続きGACKT(麻実麗役)と二階堂ふみのW主演と謳っているが、関西パートでの実質的なGACKTの相方は杏にチェンジしている。序盤で麗が和歌山に向けて旅立って以降、映画の本筋は大阪を中心とする都会勢に迫害される滋賀などのマイナー県による解放のための戦いとなり、百美が残る埼玉パートの武蔵野線をめぐる話は脇に追いやられ、本筋とのからみも弱い。体感での内訳は、GACKT&杏vs.片岡愛之助&藤原紀香の構図が中心の関西パートが6割、二階堂の埼玉パートが(GACKTもいるプロローグとエピローグを含めて)2割強、それらの筋を“伝説”としてラジオで聴く現代埼玉のパートが2割弱といったところ。ストーリーへの貢献度で言えば二階堂は5番手か6番手あたりなので、彼女目当てに鑑賞するファンは少々物足りないのではなかろうか。
評ではまた、過去の創作から拝借し転用した見せ場として「チャーリーとチョコレート工場」と「シュレック」を挙げた。ほかに、「三国志」の戦場で視界が悪いなか藁人形で敵の目を欺いた「草船で矢を借りる」のエピソードに似た戦法も登場する。あるいは、創作というわけではないが、バリ島の有名な群舞「ケチャ」を真似た地下空間での儀式なども、ストーリー上の必然性はないもののやはり壮観で、1作目以上にやりたいことを目いっぱい詰め込んだ印象を強めている。
「第3弾が作られるなら、“都会vs.マイナーな隣県”の抗争はさらに西へ飛び火し、九州を舞台にした“福岡vs.佐賀”が最有力候補」とも書いた。惜しい点もあるが、第2作も再び大ヒットして3作目が実現することを期待したい。
メインの舞台が関東圏から関西圏になり、前作の大ヒットでスケールアップ。前作の良さを上手くフォーマット化でき成功か。
鳴り物入りで登場した第1弾「翔んで埼玉」は、ローカルな埼玉県の自虐ネタを上手く使い、関東圏を中心に口コミで大ヒットして、愛あるディスりが社会現象化しました。
このようなコメディ映画は通常、賞レースではスルーされるのが当たり前なのに、第43回・日本アカデミー賞で最多12部門受賞の快挙に。
これらの流れを受け、まさかの続編として製作された本作。
不安をよそに、第1弾のフォーマットを上手く活用することで、メインの舞台を関東圏から関西圏に移し関西圏の自虐ネタを使い「壮大な茶番劇」が成立していました。
根底にある「日本埼玉化計画」が着々と進んでいるのを実感しましたが、将来的には「世界埼玉化計画」?
「テルマエ・ロマエ」「のだめカンタービレ」の武内英樹監督であれば海外に翔んでいくのもあり得る気がします。
僕が滋賀県人だったら激怒していたかも。一言で言うとくだらない作品。
おもしろいけど翔んで埼玉ではないのが残念
阿久津はどうした?笑
最初のGACKTさんから、伊勢谷友介さんへの愛を感じるセリフ
出る人出る人みんなおもろいー
クセが強いー
爆笑いたしました
これぞエンタメ
これぞ娯楽映画
細部にまで関西あるあるが散りばめられていて
むちゃくちゃおもろかったですね
通天閣の滑り台もちゃんと使われてましたしー
知らんけど 連発
関西三強が
大阪、京都(京都市内)、神戸って所もわらえる
あと、大阪の黒黄色の戦隊員
胸に書いてる
豊中、天王寺、枚方。。。
他、見えなかったー
全部気になるなぁ
また、ゆっくり観ようと思う
GACKTだって関西出身だもんねー
みんなの関西弁が上手くて出身地も合わさってて
更に面白かったです
トビオには感動させられました😭
トビオ〜〜いつも守ってくれてありがとよ!
同じテイストが楽しい
関西パワーはスゲーな、からの、日本人のアイデンティティ
前作の首都圏における、埼玉県の自虐ネタから、
関西圏のメジャー県とマイナー県の抗争に、展開させたのはスゲーなぁと思った。
吉本芸人他、関西人役者のパワーがあり過ぎて、
主役を食っちゃうどころか、ストーリーそのものがどうでもよくなる。
まぁ、それも面白いのだが。
日本は島国で、国民としてのアイデンティティがあるようでない、
とはよく言われているけど、考えてみれば、県は多くが「地続き」。
県民意識こそ、欧州各国の人が持つアイデンティティに近いのかもしれない。
今度は、九州バージョンも作ってくれんかな。
今田美桜、蒼井優、吉田羊、松田聖子、武田鉄矢、妻夫木聡、そしてタモリ!
芸能人も多いから、キャスティングが楽しそう。
感動させよう、泣かせようという意図はまったくないw
楽しい映画でした。
最後まで見るのが苦痛な位くだらない
全452件中、1~20件目を表示