劇場公開日 2021年11月5日

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「それぞれの正義の形」告白 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0それぞれの正義の形

2021年11月8日
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悲しい

身代金を国民に要求する女児誘拐事件と、児童虐待事件の話。

広報活動で警察の看板となっている女警が、日課のジョギングの際に公園で袖口に血をつけて座り込む女性と遭遇し巻き起こっていく行くストーリー。

程なく、国民が1人1000ウォンを児童福祉局に振り込み合計1億ウォンになったら女児を釈放するという声明の誘拐事件が発生するけれど…。
誘拐事件がありました~な背景はあるけれど、そこに関しては余り深く見せずに、ストーリーとしては父親からの虐待が疑われる女児と、児童福祉センター職員の女性、及び、公園で会った女性のことが気になる女警のその後をみせて行く展開で、観ている側はまあこの話が繋がるんだろうなと予測は出来るけれど…時系列弄る必要ありますかね?
こういう話で時系列弄られるの余り好みではありません。

児童虐待の問題と、権限を超えたところまで何とか寄り添いたいと行動する社会福祉士と、っていう流れは非常に良かったし、報告もせず独断で動く警察官とかアホなのか?というところもありつつも、こちらも権限を超えたところまで何とかしたいと思う女警という展開は非常に熱く面白かった。

ただ、そういえばボラの闇の一面は…一応最後に繫げたいのだろうけど、ちょっとやり過ぎじゃありませんか?
それにこれで終わりでホントにOK?

Bacchus