「まぁ、こんなもんかな」映画 おそ松さん いかすみさんの映画レビュー(感想・評価)
まぁ、こんなもんかな
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日本映画の中でも特に実写化はひどいものが多いが、今作はその中ではマシな方。しかし、底辺高校で首席でも他では全く通じないように映画のクオリティとしてはかなりレベルの低さが目立った。また、SnowManを無理やり出演させたため顔も似てないのに6つ子にしたり、オリキャラを追加したりとの改変もみられる。映画の内容に関して述べていくと前半部分では実写化に対する意見を登場人物が述べるなどの寒い自虐ネタが使われ、かなり滑っていた。その後の展開は6つ子が養子になるため各々で努力をするのだが、ここからSnowManファンのための劇場見たいのが始まり、話がめちゃくちゃになっていく。SnowManファンは楽しめるだろうが、それ以外は虚無のような時間を過ごすことになるだろう。結論としてはSnowManファンは楽しめるかもしれないが、一般的な映画を期待した人からすればクソ映画として認識されてしまうだろう。実写化自体が無謀な作品なのでこのくらい割り切ってしっかりと興行収入を獲得するのは戦法としてはありだろうが、元の作品に対してかなり無礼な行為にも思えし、長続きしていくとは思えない。
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