最後の決闘裁判のレビュー・感想・評価
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I spoke the truth
これに尽きる。
私は真実を話した。
それとも、
真実として私は話した。
どちらにしても、本人のみぞ知る。
再婚しなかったってオチ?に
真実として突き通してくれた
っていう真実があって、ホッとした。
それぞれの視点からの構成が
すごく新鮮だったのと
それぞれ視点で少しずつ
色んなとこが明るみに出てきて
観る人それぞれの価値観での
真実の見方ができる感じもまた、
すごく面白かった。
何より、何度も繰り返されるから
理解しやすかった。かな。笑
もうひとひねり欲しかった
やっていることは「羅生門」だが、倍ぐらいの時間を掛けている割に本家よりワンターン少なく、お話としては少々物足りない。
同時期公開に大作が重なったため大スクリーンをもっていかれているのも悲運と言えよう。
とはいえ、2時間半を超える長尺でも飽きずに観れるのは、ミステリーとして良く出来た脚本と的確な配役、巨匠による確かな「大作感」演出によるところだろう。
本作の論点は極めてシンプルで、「何が真実か」と「決闘の勝者はどちらか」という2点の答え合わせに向けて興味を持続させられたまま一直線に走り抜けるので退屈することは無い。
途中から現代的なテーマも盛り込まれてワクワクするが、そこについてはカタルシスを得られず消化不良に終わってしまう。
史実に基づいているらしいから仕方無いかもしれないが、想定されるいくつかの結末のうち、多少考察の余地はあるものの最も意外性の無いオチに落ち着いた感があり、結果的にスケールに似合わず小粒な作品になってしまった印象である。
bad dick hunting NTR
世界丸見え!
非常にわかりやすいキャラクターによる事の顛末をそれぞれの主観による再現VTRでご覧ください
決闘のゴングが鳴る時 胸の高鳴りは最高潮
リア充パリピ 対 コミュ障マッチョ さーぁ勝つのはどっち?
全ての面が一級品の「みこすり半劇場」
ある意味変化の無い時かけ…
普通に作れば90分前後位の映画に1時間もムダなシーン追加し無理矢理難しくした印象。
全く主張が違う3人分の映像なら解るが、わざわざ時間戻して3人分一部違うだけのほぼ同じ映像、ストーリーを繰り返す必要がある程の検証必要なのかどうか…
【”汝、姦淫する事なかれ”14世紀のフランスで起きた事件を、騎士と妻、騎士の元親友の三者三様の視点で描き出す。中世の社会的規範、世界観の描き方も良く、最後の決闘シーンの壮絶な迫力にも魅入られた作品。】
ー 騎士カルージュ(マット・デイモン)と、美しき妻マルグリット(ジョディ・カマー)、カルージュの且つての親友、従騎士ル・グリ(アダム・ドライバー)が、三者三様の視点で、マルグリットに起きた事件を章立てで描く作品構成が秀逸である。
更に、1370年代フランスの時代考証(衣装、意匠・・)も細部まで見応えがある。ー
◆感想
・作品構成の秀逸さ。
観る側に
”誰が言っている事が真実なのか・・”
をグイグイと考えさせる。
・カルージュの回想シーンと、ル・グリの回想シーンと、マルグリットの回想シーンの微妙な、同シーンでの三人の台詞や表情の違いの見せ方。
・当時の男尊女卑の社会的考え方が今作の背景にある事は、間違いないであろう。
ー 真実を明らかにするために決闘して、負けた男の妻が偽証したとして、木に縛られて、生きたまま火炙りにされるって、どうなのよ・・。ー
・序盤でイキナリ描かれる、騎士カルージュと、従騎士ル・グリが、全身を鎧で固め闘うシーンの物凄さ。ガツンガツンと二人がぶつかり合う命を懸けて戦う姿のド迫力。
ー それを、足を括られて曝し台の椅子に座らされて観る、マルグリットの姿。
彼女は、夫カルージュが決闘で負けた場合、火刑に処されるのである。
それも含めて、興味津々で愉しんで見る、愚かしき王や民衆の姿。ー
<何が真実であったのか・・。
ラスト、マルグリットが漸く身籠った大切な男の子の髪の色。
中世の、”苛烈な神による、絶対的な裁き”のシビアさの描き方。
優れた脚本だけでなく、活劇としても、見応えがある作品である。>
三人の視点から描かれてるのが面白い。
この時代に乱暴されたことを訴えたマグリットは立派であると思ったが、裁判の結果を決闘で決め負けると死罪というのはマグリットは知らずにそれを知ってたら口をつぐんだのに、と言ってましたね。神は真実に味方をすると信じられてた今では信じられない時代。
一人一人の視点でこうも食い違うストーリー。真実(マグリット)は、夫も自分よがりな性交をマグリットに強要したり、イメージが悪かった。
前半はあくびがでましたが後半の決闘シーンは迫力があり良かったと思う。
自分的に15禁でもよかったと思うのはマグリットが襲われるシーンがあったり、ル・グリが吊るされて晒される時に下半身があらわになってたところです。
ベンアフレックも変わった髪型で出てたけど好かん奴だった。好青年が一人もおらんかったからキュンはゼロ。笑
マルグリット(女性)の勇気と強さ
史実に基づく物語。解説には『中世の#MeToo事件』と書かれてあるが、観れば納得、現代、“女性”に焦点をあて描いている。
『神に委ねる』という決闘裁判
無信仰無宗教である私としては全く理解できませんが、妻や自分の命をかけてまで真実を主張する姿勢には慄くとともに、妻にとっては地獄でしかない。今の時代に生きてて良かったとしみじみ思う。
本作は章立てに、カルージュ、マルグリット、ル・グリという3人の視点から描かれているところが特徴。これによりそれぞれの思いや背景が浮かび上がり、中盤から徐々に物語に引き込まれていく。ラストの決闘シーンは実物。
とりわけ前半は眠気が襲ってくるほど退屈で、また全体的に暗くユニークさなどは全くない。
アダム・ドライバーファンとしては、彼の新たな顔が見られて満足です!
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