劇場公開日 2021年10月15日

最後の決闘裁判のレビュー・感想・評価

全270件中、261~270件目を表示

4.5羅生門スタイル

2021年10月15日
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鑑賞方法:映画館

マット・デイモンとベン・アフレックの共同脚本の映画を再び見られるのも、それをリドリー・スコットが監督しているのも感激。

いわゆる「羅生門スタイル」の映画ですが、黒澤の「羅生門」ほど際立った違いを押し出してはいません。それだけに、それぞれの「真実」の違いの微妙さと、その意味合いに注意して見ておくと面白い。

わかりやすいカタルシスがないのは当然です。作品全体が現代社会で起きていることの寓意ですからね。カタルシスを与えてスッキリした気になってはいけない題材だということを製作者がちゃんと理解している証拠です。

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Pocaris

5.0I spoke the truth

2021年10月15日
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ちむ

4.0もうひとひねり欲しかった

2021年10月15日
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やっていることは「羅生門」だが、倍ぐらいの時間を掛けている割に本家よりワンターン少なく、お話としては少々物足りない。
同時期公開に大作が重なったため大スクリーンをもっていかれているのも悲運と言えよう。
とはいえ、2時間半を超える長尺でも飽きずに観れるのは、ミステリーとして良く出来た脚本と的確な配役、巨匠による確かな「大作感」演出によるところだろう。

本作の論点は極めてシンプルで、「何が真実か」と「決闘の勝者はどちらか」という2点の答え合わせに向けて興味を持続させられたまま一直線に走り抜けるので退屈することは無い。
途中から現代的なテーマも盛り込まれてワクワクするが、そこについてはカタルシスを得られず消化不良に終わってしまう。

史実に基づいているらしいから仕方無いかもしれないが、想定されるいくつかの結末のうち、多少考察の余地はあるものの最も意外性の無いオチに落ち着いた感があり、結果的にスケールに似合わず小粒な作品になってしまった印象である。

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MACD

5.0bad dick hunting NTR

2021年10月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

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労働4号

4.5真実は

2021年10月15日
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鑑賞方法:映画館

ひとつでも、事実はひとの数だけある。

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Namnam

2.5ある意味変化の無い時かけ…

2021年10月15日
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鑑賞方法:映画館

単純

興奮

普通に作れば90分前後位の映画に1時間もムダなシーン追加し無理矢理難しくした印象。

全く主張が違う3人分の映像なら解るが、わざわざ時間戻して3人分一部違うだけのほぼ同じ映像、ストーリーを繰り返す必要がある程の検証必要なのかどうか…

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死亡遊戯

4.0【”汝、姦淫する事なかれ”14世紀のフランスで起きた事件を、騎士と妻、騎士の元親友の三者三様の視点で描き出す。中世の社会的規範、世界観の描き方も良く、最後の決闘シーンの壮絶な迫力にも魅入られた作品。】

2021年10月15日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

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NOBU

3.0さすが

2021年10月15日
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リドリー・スコットの本領発揮の暗〜い作品でした。
物語も画面も・・・・

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ホモサピエンス

4.0三人の視点から描かれてるのが面白い。

2021年10月15日
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鑑賞方法:映画館

怖い

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コップのサチ子

3.0マルグリット(女性)の勇気と強さ

2021年10月15日
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寝られる

史実に基づく物語。解説には『中世の#MeToo事件』と書かれてあるが、観れば納得、現代、“女性”に焦点をあて描いている。

『神に委ねる』という決闘裁判
無信仰無宗教である私としては全く理解できませんが、妻や自分の命をかけてまで真実を主張する姿勢には慄くとともに、妻にとっては地獄でしかない。今の時代に生きてて良かったとしみじみ思う。

本作は章立てに、カルージュ、マルグリット、ル・グリという3人の視点から描かれているところが特徴。これによりそれぞれの思いや背景が浮かび上がり、中盤から徐々に物語に引き込まれていく。ラストの決闘シーンは実物。
とりわけ前半は眠気が襲ってくるほど退屈で、また全体的に暗くユニークさなどは全くない。

アダム・ドライバーファンとしては、彼の新たな顔が見られて満足です!

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あさ