「いい加減にしてほしい…」デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING げんげんさんの映画レビュー(感想・評価)
いい加減にしてほしい…
映画としては当たり障りのない内容でした。新規の進化シーンは良かったです。
ですがこの内容を02の続編でやる必要があったのかと…
前作tri、ラスエボの伏線が一切回収されていません。というかほぼなかった事にしています。
更には選ばれし子供達がウッコモンが切っ掛けで誕生したや、デジヴァイスの消滅等のまた原作と矛盾した後付け設定を出してきて…
tri,ラスエボ、Beginningとかなり原作と乖離したストーリーを展開して、25年後のラストシーンに繋がると言い続けていますが、デジモンアドベンチャーではなく別物として見ています。
原作プロディーサーだった角銅さんがnoteで02最終回から25年後に繋がる流れを投稿していましたが、あれこそ正式な続編として映像化してほしかったです。
テレビシリーズにちゃんと準拠してましたよ?
何故02最終回でデジヴァイスが出てこなかったのか、何故及川がデジタルワールドに入れなかったのか、何故選ばれし子供が生まれるのか、何故パートナーとの別れがあるのか。
などなど、多くのテレビシリーズで置き去りにされた謎に対してアンサーを出した作品でした。
サカマサさん返信ありがとうございます。
考察はよく考えられています。25年後の全ての人々にパートナーがいる未来へ繋がるのでしょう。
しかしあくまでtri〜Beginningの続編の内容であって、TVシリーズの内容とは相容れないですし角銅氏の降板も無かったかと…
今回の話は後付け設定はあまり無い内容だと思われます。
デジヴァイスが生まれた理由、消滅した理由、25年後の未来にデジヴァイスが無かった理由、それら全てに答えを出しています。
そして、ラスエボで石化したデジヴァイス、もしこれも消滅していたら、デジヴァイスがパートナーと共に居られなくしていたら、と考えれば、アグモンが太一と共に過ごしていた未来に繋がるのではと思っています。
