「難解映画では近年稀に見る快作!」Pure Japanese G・ディラさんの映画レビュー(感想・評価)
難解映画では近年稀に見る快作!
これ普通の人が1度で完全に理解することは不可能な作品。というより完全な理解、正解がないような哲学的な作品。
解釈にあたって背景にあるものを理解するには文系の大学教授レベルの教養が必要。
もちろん、普通にベタなストーリーのアクション物として楽しむこともできるが、数々の違和感の背景を理解しようと思うと、作品の中で出てくるキーワードから主人公の精神性を分析する必要がでてくる。
ディーンフジオカが多言語を操れるのは知っていたが、表面的な語学力だけでなく、人文学・社会学的な教養が作品の中で炸裂している。脚本家や監督が優れているのかもしれないが、どんな頭しているんだ。
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